美容師の仕事をしている中で、接客が苦手だったり、お客様ともっと円滑にコミュニケーションをとりたいとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
この記事では、美容室で使えるコミュニケーションのコツや、ファンを作るテクニックについて解説していきます。
新規のお客様はカウンセリングが大切
初めてご来店されるお客様は、共通して緊張している方が多いです。
ファーストアプローチのカウンセリングで緊張をほぐしてあげることで、お客様も要望を言いやすくなります。
いきなりヘアスタイルの質問責めではなく、「お店は迷いませんでしたか?」などと、一声かけてあげましょう。
こうすることで人柄が見えて、接しやすい人だなと思ってくれます。新規のお客様で大切なのは、まずお客様を安心させることです。
お客様を不快にさせないコミュニケーション術
特に女性の方は思った以上に繊細なので、言葉選びや話題には注意が必要です。
もしお客様がネガティブワードを口にしても、そのことに同調したり話題を広げてはいけません。
その代わりに、ポジティブワードに置き換えてあげましょう。
- 髪が傷んでいる → 繊細になっている
- 幼い → 若々しい
- 普通 → 自然な
- 老けた → 大人っぽい
などです。こういったポジティブワードを事前に準備していると、お客様を不快にさせずにコミュニケーションを円滑にできます。
コミュニケーションの話題はどうやって見つける?
話を振るときは、展開しやすい話題にするのがポイントです。おすすめの話題を5つご紹介します。
- 季節に関する話題
- 近日のイベントの話(GW、夏休み、年末など)
- 地元や出身地の話
- 趣味の話
- 最近身の回りで起こったこと
話している最中に会話が途切れないように、お客様が言ったキーワードを拾ってうまく展開させましょう。
適度に質問をしたり、自分の感情を交えて相槌を打つことで、会話のキャッチボールがスムーズにできます。
ファンを作ろう! リピートしてもらうためのコツ
リピートしてもらうために、まずはお客様にファンになっていただくことが大切です。
美容師として、美容に対する熱意やエピソードを話し、応援したいと思わせるのはとても効果的です。
お客様にスタイル作りのこだわりを説明したり、美容師としての自分の強みを伝えたりすると、「そんなあなただから任せたい」と思ってくれるようになります。
また、お客様との接点を多く見つける、あえてプライベートの話をして親近感を持っていただくといったテクニックもおすすめです。
まとめ
接客やコミュニケーションが苦手でも、繰り返すうちに慣れていきます。
お客様といい関係が築けるように、まずは試しやすいものから実践してみてください。