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美容師の年収は上昇傾向? ランクごとの年収や年収を上げる方法を紹介

美容師の年収と年収を上げる方法

「美容師として働いているけど、これからのキャリアをどうしよう?」と悩んでいる方も多いかもしれません。美容師の年収は低いという噂を聞いて、不安になっている方もいるでしょう。

実は、美容師の年収は2014年から上昇傾向なのです。さらに、美容師としてスキルを高めたり、働くスタイルを変えたりすることで年収アップも期待できます。今回は、美容師のランクごとの年収や、年収アップを実現する方法を紹介します。

美容師の年収はどれくらい?

厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、美容師の平均月収は25万5千円、年収ベースでは311万4千円でした。美容師の、賞与を含んだ年収の推移の過去6年分のデータは、次の通りです。

年度 男女計 女性  男性
2019年  311万4千円 291万4千円 353万9千円
2018年 302万2千円 281万8千円 339万4千円
2017年 295万8千円 284万1千円 317万2千円
2016年 287万6千円 276万2千円 308万1千円
2015年 285万5千円 271万3千円 308万0千円
2014年 262万7千円 256万1千円 275万0千円

※理容師の年収を含む。
出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査(平成26年~令和元年)」

経験年数ごとの、2019年時点の平均年収もチェックしておきましょう。ちなみに、2019年時点での平均勤続年数は、男女あわせて6.5年です。

経験年数 女性 男性
0年 220万5千円 212万4千円
1~4年 249万4千円 251万3千円
5~9年 299万2千円 317万8千円
10~14年 323万5千円 393万5千円
15年以上 333万7千円 407万4千円

※理容師の年収を含む。
出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」

以上のデータを見る限り、年齢や経験年数での違いはあるにせよ、美容師として働き続けていれば年収アップを期待できそうです。

地域や店舗によっても年収は異なる

求人情報に特化した検索エンジン「求人ボックス給料ナビ」によると、2020年11月時点での美容師のエリア別年収は次の通りでした。

エリア 主要都市 年収
北海道・東北 札幌市・仙台市 301万円
関東 東京23区・さいたま市・千葉市・横浜市 347万円
甲信越・北陸 新潟市・長野市・金沢市 303万円
東海 静岡市・名古屋市 323万円
関西 京都市・大阪市・神戸市 302万円
中国 岡山市・広島市 313万円
四国 高松市・松山市 306万円
九州・沖縄 北九州市・福岡市・那覇市 309万円

エリアによって、美容師の年収に開きがあることがわかります。特に関東圏や東海圏は、他のエリアと比べて年収が高めです。

ちなみに、カット・パーマ・カラーそれぞれの平均サービス料金もエリアごとに差があります。

エリア カット パーマ カラー
北海道・東北 2704.7円 6299.4円 4710.2円
関東・甲信越 3439.0円 7301.0円 6894.2円
東海・北陸 3330.3円 7348.1円 5418.7円
近畿 3178.7円 7427.6円 5694.6円
中国・四国 3000.0円 6904.3円 5208.7円
九州 2788.9円 6570.4円 4988.9円

※数値は2015年時点
出典:厚生労働省「美容室の実態と経営改革の方策」

東京23区の消費支出と、東京駅から新幹線で100分の4都市の消費支出についても比較してみましょう。

都市名 消費支出
東京都特別区 324,409円
新潟県新潟市 271,295円
宮城県仙台市 297,586円
長野県長野市 290,451円
愛知県名古屋市 324,498円

出典:全国消費実態調査 平成26年全国消費実態調査 都道府県別 家計収支に関する結果

これらのデータから、都市部では高い収入が得られますが、それに比例して生活費も高くなる点には注意が必要です。

美容師のランクによる年収の違い

美容師の年収は、アシスタントとトップスタイリストでは3倍以上の差があり。美容室の給与スタイルによっては、さらに年収を上げられるかもしれません。美容師のランクによる年収の違いについて、仕事内容と一緒にチェックしてみましょう。

アシスタントの場合

アシスタントの給与は、就職した地域の最低賃金を若干上回る額が設定される傾向で、平均月給では14万円~18万円前後、年収に直すと200万円ほどです。化粧品やヘアケア商品などの売上実績に対して、インセンティブを設ける美容室もあります。

美容師免許を取得したあとの下積み期間として、お客様の出迎えやアテンド、シャンプーやスタイリストの施術の手伝いなどを担当します。アシスタント期間は3年を目安とする美容室が多いですが、小規模店の場合だと1年半~2年でのスタイリストデビューもあるようです。

Jr.スタイリストの場合

Jr.スタイリストの給与は固定給が基本で、平均月収は20万円前後です。お客様から指名がかかると指名料や歩合給が加算され、年収は300万円以上になるでしょう。

簡単なカットを担当し、スタイリスト指導のもとでパーマやカラーの施術サポートも行うなど、スタイリストデビューに近いポジションです。Jr.スタイリストの役職を設けていない美容室もあります。

スタイリストの場合

スタイリストの給与は、基本給と歩合給の合計で計算されるのが一般的です。基本給は平均20万円~30万円、一定の売り上げを超えると10%~40%の歩合給が加算されます。美容室と業務委託契約を結び、完全歩合給で高収入を目指す美容師もいます。年収としては300万円~500万円ほどの見込みです。

お客様の要望に合ったヘアスタイルを提案する役割を持つため、デザイナーと呼ぶ美容室もあります。カットモデル30名以上への施術や指定のヘアスタイルをマスターするなど、美容室ごとに定められた条件を満たすと、スタイリストとして独り立ちです。

トップスタイリストの場合

トップスタイリストに昇格すると、基本給と歩合給の合計が30万円~50万円、中には月収100万円を超える人もいるようです。年収800万円が一つの目安とされています。

高度な技術を身に付け、多くのお客様から信頼と指名を得られるポジションです。店舗のアシスタントやスタイリストを統括する役割もあり、教育や指導にも携わります。店舗で最高水準の技術を持つことから、ディレクターと呼ぶ美容室もあります。

経営者の場合

中には独立・開業して美容室のオーナーになる人もいます。立地状況やお客様の数によって年収は変動しがちですが、年間の総売上の1割がオーナーの年収と言われています。たとえば年商6,000万円の美容室なら、オーナーの年収は600万円ほどでしょう。

1店舗の運営だと年収が頭打ちになりがちですが、複数店舗を運営して年収2,000万円以上を目指すオーナー美容師もいるそうです。開業にあたっては、店舗物件の賃貸料や備品代・人件費などがかかる点に留意しておきましょう。

美容師が年収を上げる方法

美容師が年収を上げる方法は、技術力を高めて美容師としてのランクアップを目指すだけではありません。働く場所や店舗を変えるだけで年収が上がるケースもあるようです。美容師が年収を上げるための、4つの方法を説明します。

美容師のランクを上げる

美容師が年収を上げるための一番の早道は、美容師のランクを上げることです。

美容師免許を取得したあと3年ほどは、アシスタントとして低い年収で働くことになりますが、スタイリストとしてデビューしたあとは高収入を目指すチャンスが広がります。

スタイリストの技術によって料金や指名料に差を設ける美容室もあり、お客様からの信頼が収入に反映されやすいです。店販商品の販売額に応じたインセンティブ制度を設ける美容室では、スタイリストとしての技術だけでなく、お客様のニーズをくみ取った提案力も求められるでしょう。

ディレクターや店長といった店舗を統括する役割に昇格すると、役職手当などの形での月給アップも期待できそうです。

条件の良い企業や地域に転職する

給与面などの待遇が良い企業に転職するのも、年収アップを目指す一つの方法です。

美容室での条件面では、歩合給の割合や最低保障給の額が比較対象となるでしょう。月の残業時間数や年次有給休暇の取りやすさも、長く働いて年収アップを目指すには要チェックです。

大都市や県庁所在地といった人口の多い地域では、優れた人材を確保するために好待遇を提示する美容室もあります。

ただし、アシスタントが転職する場合は、企業ごとに育成プログラムの違いがあるためスタイリストデビューが遅れる恐れがあるので注意しましょう。

業務委託で働く

業務委託契約の美容師として働くと、1回のサービスごとに得られる収入が増え、結果的に年収アップにつながるでしょう。

ちなみに業務委託とは、勤務日時や給与額を定める雇用契約ではなく、個人事業主やフリーランスとして美容室と契約を結ぶスタイルの働き方です。出勤日時が自由でマンツーマンで顧客満足度をアップできるのがメリットな反面、十分な技術がなければ集客につながらず収入が低くなってしまうのがデメリットです。

美容室の設備を借りる「面貸し」の契約では、集客や顧客管理を自分で行う必要はありますが、得られる歩合給が業務委託契約より高めに設定されています。

業務委託契約で働く場合は、税務署へ開業届・青色申告承認申請書を提出したり、国民健康保険や国民年金への加入手続きをとったりする必要もあります。

店舗を経営する

独立して美容室を経営すると料金を自由に決められるため、店舗のコンセプト次第では大幅な年収アップを期待できます。

自分一人で美容室を経営する場合は、売り上げから経費を差し引いた額のすべてが収入となりますが、同じ時間帯に複数のお客様への対応が難しくなる傾向です。面貸しや業務委託契約の美容師を迎え入れれば、諸経費収入を得られるだけでなく、来店予定客を逃すリスクも減らせるでしょう。

なお、新規開業にあたっては、店舗物件の賃貸費用や機器類の購入費用・美容室を運営するための資金(運転資金)が必要です。

まとめ

美容師の平均年収は2014年から上昇傾向で、初年度こそ低年収ですが経験年数が長くなるほど高年収のチャンスが豊富な仕事です。特定の美容室と業務委託契約を結んだり、面貸しシステムを活用したりして、好きな場所・好きな時間で働きながら高収入を目指す美容師もいます。

美容師としての技術力・接客力を高めて指名客を獲得できれば、さらなる年収アップも期待できるでしょう。オーナー美容師としての店舗経営も、高年収を実現する一つの方法です。

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