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美容師の退職で多い理由とは? 退職を検討する際に知っておきたいこと

美容師の退職理由

数多くの職業の中でも、特に離職率が高いと言われている美容師。結婚・出産や独立というワークスタイルの変化による退職のほか、現況への不満から他の美容室への転職や他業種への転職など理由はさまざまです。

この記事では、美容師の退職理由や、スタイリストが退職する際の引き継ぎ方法、オーナーが知っておくべき退職を防ぐ方法について紹介していきます。

スタッフが長く働きたいと思える環境作りをしたいオーナーや、円満に退職をしたいというスタイリスト必見です。

美容師の主な退職理由


美容師が退職を決めるには、さまざまな理由があります。一人前になると志を持って入店した美容室を辞めてしまう理由について考えてみましょう。

キャリアアップやスキルアップをしたい

中堅スタイリストの退職動機として多いのが独立・開業してキャリアアップをしたいという理由。

また、「たくさんのお客様を持ちたい」「今働いている美容室のターゲット層とは違う客層のお客様に営業をしたい」という理由から、他の美容室へ転職を希望する場合もあります。スキルアップを理由とした転職は若手スタイリストに多いのも特徴のひとつ。

  • 新規客が少なく顧客数が増えない
  • 店舗の規模が小さく人手が足りないため担当顧客の予約をとれない
  • 接客機会が少なく技術や接客スキルを磨けない

その他には上記のような状況に悩んで転職を決めることも多いようです。

給与や労働環境が不満

勤続3年未満のスタッフに多いのが労働環境の不満による退職です。美容師は職業柄、営業時間後の練習等も必要。結果的に拘束時間が長くなりがちなうえ、休日も一般業種より少ないため、心身ともに疲弊していく若手スタッフは少なくありません。

さらにキャリアを積んでいく中で結婚や出産という生活環境の大きな転機があります。この時、家族を養っていけるだけの給与を得られないことや、子育てをしながらの長時間勤務などへの対応が難しいことから退職してしまうこともあります。

職場の人間関係に疲れた

美容室は個人経営の店舗が多く、少人数のスタッフで長時間の営業を行う形態が一般的です。その中で、人間関係に悩んだり、ストレスを感じて退職してしまうスタッフも珍しくありません。

若手の場合は技術指導をしてくれる先輩との人間関係に悩んでしまうことが多く、中堅以上になるとオーナーと営業や後輩教育についての考え方の違いから退職を決めてしまうことが多いです。

美容師から他の職種に転職したい

どんな職業でも起こり得ることですが、実際に美容師として仕事をしてみて「自分には合っていない」と感じ、他業種への転職を希望する人もいます。美容師は華やかに見える仕事なので、技術練習や薬剤知識の勉強など、地道な営業努力の部分にギャップを感じてしまうこともあるようです。

その他、シャンプーやパーマ液など薬剤による手荒れが深刻化したり、腱鞘炎や腰痛によって美容師を続けることが難しくなる人もいます。

退職をする前に考えておくべきこと


美容業界は、現在慢性的な人手不足と言われていますが、だからといって簡単に退職を決めて違う美容室に転職しても希望通りの職場環境が得られる確証はありません。退職歴が多くなると「この人を雇ってもすぐに辞めてしまうかもしれない」と思われ、新たな就職先が見つかりにくくなるリスクもあります。

退職を決める前に、自分のこれからのキャリアプランや人生設計、退職したい理由や希望を叶えるにはどんな就職先を探すべきなのかについて考えてみてください。
衝動的に退職してしまうのではなく、自分の人生にとってプラスの退職や転職になるよう、しっかりと計画を立ててみると良いでしょう。

円満に退職する方法


計画的に退職を決めたなら、次に考えるのはこれまで勤めた美容室から円満に退職する方法です。円満に退職することで、美容室や担当顧客とも今後良い関係を築ける場合があります。接客業という人あっての仕事だからこそ、円満な終わり方を模索してみましょう。

退職の意思を伝える時期・タイミング

退職を決めた場合、実際に退職したい3~6ヵ月前には経営者に告知するのが望ましいでしょう。

民法では、「決まりのない場合には退職の2週間前に申し出る」とされていますが、社則として申し出の期間が定められている場合も多いです。さらに美容師という職業柄、お客様の来店頻度は1~3ヵ月の方が大半を占めています。顧客に退職を案内し、引き継ぎを行うためには余裕をもって退職の申し出をしたいところですね。

ただし、病気や転居など急を要する退職を迫られる場合もあります。その際には、速やかに上司に相談をし、今後のスケジュールについて一緒に考えてもらうと良いでしょう。

退職を申し出るときには、まずは直属の上司に相談しましょう。上司から経営者に伝えてもらうか、直接経営者に申し出るのかはお店によって異なるので確認してみてください。

退職理由の伝え方

人間関係による退職や、給与・勤務時間面による退職の場合、退職理由をごまかして伝えてしまう人がいますがこれはNGです。

退職理由をごまかしてしまうと、改善案を提案されたり他のスタッフも交えて引き留められたりして、スムーズで円満な退職は難しくなります。

表現の配慮はもちろん大切ですが、自分が退職したい理由はごまかさず、口頭で伝えにくいなら書面にするのもおすすめです。

美容師業界は案外狭く、退職後も美容師を続けるとなると講習や技術大会で再会することが珍しくありません。今ある縁が完全に切れる確証はないということを念頭において、感情的にならず真摯に冷静な退職申し出を行うべきです。

退職時の引き継ぎでやるべきこと


円満に退職するためには、細やかな引き継ぎが欠かせません。他のスタッフやお客様に迷惑をかけないためにも、時間をかけて丁寧な引き継ぎを行いましょう。

指名をもらっていたお客さんの引き継ぎをする

指名客の引き継ぎは担当者にしかできない重要なこと。お客様の好みや施術履歴はもちろん、薬剤の合う合わないやアレルギー事情については、細かく引き継ぎを行いましょう。

薬剤やアレルギーについての引継ぎが十分でないと、後任のスタイリストが施術を失敗してしまったり、お客様から申告があったアレルギーに配慮できないと美容室の信用に関わります。

また、後任担当者の選定はお客様との相性を考えて決めましょう。お客様の希望を伺いながら決めると信頼感を持って後任に引き継ぎできるのでおすすめです。自分の在籍中にお客様と後任スタッフがコミュニケーションをとれる機会を作って、良い関係性を築けるようフォローすることもお忘れなく。

担当していた業務の引き継ぎをする

仕入れや顧客管理など、自分自身が担当している業務がある場合は担当業務の引き継ぎも忘れずに行いましょう。特に仕入れは美容室の運営に関わる大切な業務です。細やかな点までしっかりと業務のやり方を説明して、在籍中は一緒に管理するのが良いでしょう。

その他、美容室で規定の引き継ぎ事項がある場合も。退職後のことも考えると慌ただしくなるでしょうが、ここで手を抜くとわだかまりの残る退職になってしまいます。引き継ぎは細かいことまで丁寧に時間をかけて行いましょう。

退職を防ぐためにオーナーが意識すべき2つのこと


アシスタントから年月をかけて育てたスタッフの退職、オーナーとしては防ぎたいところですよね。独立や病気などによる退職は仕方ないとしても、なるべく長く働いてほしいものです。スタッフの退職を防ぐために、オーナーは以下のような点に注意しましょう。

働きやすい環境を整える

スタッフの不満の多くは、就業環境を整えることで改善できます。心身を休めるよう、勤務時間への配慮は欠かせません。
プライベートタイム等の時間的余裕は心の余裕にもつながります。心の余裕を持つことで、円滑な人間関係の構築も期待できるでしょう。また、時短勤務やパート勤務など、多様な働き方を取り入れることができれば、出産や育児によって退職を検討するスタッフも安心して仕事を続けることができます。

給与面については希望の給与を得るにはどの程度の売り上げが必要なのか?という話合いを行いましょう。その売り上げを達成するために経営側から出来る限りサポートを行い、両方にとって利益となる営業をしていける体制を整えていくのが理想的です。

スタッフのキャリアや働きがいを考える

スタッフのキャリアアップやスキルアップは、個人に任せるのではなく美容室全体で将来を考える取り組みをすることで、スタッフの退職を防ぐ効果が期待できます。

それぞれのスタッフが思い描くキャリアアップはスタイリストとしての成長なのか、独立して自分の店舗を持つことなのか、把握しましょう。

スタイリストとしての成長を目指すスタッフには、教育係や管理職への昇進を促し美容室の店長や後継ぎとなれるようチャンスを与えていくべきですし、独立を目指すスタッフに対しては店舗経営に関するノウハウを共有しながら円滑な関係を持つことで、顧客の取り合いとなる近場への出店を防ぐことやそれぞれのオーナーとして助け合える関係性も持てます。

オーナーだからといって管理職や教育係にすべてを任せるのではなく、密なコミュニケーションをとり、それぞれのスタッフについて理解を深めておきましょう。

まとめ

不満のない職場で長く勤めたいというのはスタッフもオーナーも同じ想いです。それでも退職という選択をするときには、これまでお世話になった美容室や顧客に迷惑がかからないよう引き継ぎをしましょう。また、オーナーはスタッフへの理解や職場環境を整えることで退職を防ぐ努力が必要です。

人の縁とは意外と簡単に切れないもの、美容室のスタッフや顧客との再会は案外多いものです。だからこそ退職をするときには円満な退職を目指して、お互いに気持ち良く新たな門出を迎えられるよう心がけましょう。

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