こんにちは、春うららかな書房の渡辺です。
昨今、感染症の大流行でさまざまな価値観に変化が起きています。
あらゆる店や施設で、人数制限やソーシャルディスタンスが求められ、入場時には検温、手指消毒は当たり前になりました。
飲食店には席と席の間についたてが作られ、マスク置きなるものも配られ、日々の小さなところにさまざまな変化が感じられます。
そんな中、先日、『家庭画報』のプレミアムライト版を何気なく読んでいると表紙にふと目に留まる文章がありました。
”この表紙は抗菌剤を使用した特殊加工を施しています”
と書かれていました。
「雑誌に抗菌剤!?」と思って調べてみると、抗菌印刷という加工技術があるようです。
抗菌印刷とは、紙の表面に抗菌剤入りのニスをコーティングし、大腸菌や黄色ブドウ球菌などの細菌の増殖を抑制する加工技術
とのこと。
雑誌などの書籍類に限らず、飲食店のメニューやノートや下敷き、クリアファイルなどの文房具、商品パッケージなどにも使われている技術なのだそうです。
まさに現代の状況に合った加工技術ですね。
※ちなみに『家庭画報』は通常サイズ版とプレミアムライト版の2種類あるのですが、抗菌加工されているのはプレミアムライト版のみだそうです。
抗菌性と安全性を証明する「SIAAマーク」
このような抗菌加工している商品には、「SIAAマーク」という抗菌のシンボルマークの表示ができるようです。
抗菌製品技術協議会(SIAA)のガイドラインに適合した、「抗菌性」「安全性」「適正な表示」の3つの基準を満たした商品にのみ、表示が認められるとのこと。
この表示があることで、抗菌性・安全性の証明になり、他者から見た時の信頼性が高まります。
“抗菌仕様”などと書かれた商品に表示がついているか探してみてはいかがでしょうか。
少しのアイデアで感染症対策を
抗菌加工を商品の製作段階で施すのも1つのアイデアですが、実際に取り入れるには時間がかかるかと思います。
それに比べ、たとえば、商品にカバーをかけたり、本やメニュー表であればタブレットに変えてしまうなど、それそのものを消毒できる仕様に変えてしまう方法もあるのではないでしょうか。
考え方次第で感染症予防対策は今すぐに行えるのです。
弊社のお取引先の美容室様でも、この度の感染症の流行で、紙の雑誌から電子書籍に移行したお客様も多くいらっしゃいます。
企業や店舗として、今の時代に適応した商品・サービスを、自分たちに最も合ったやり方を模索しながら、実行しなくてはいけない・・。
そう思わせる今日この頃でした。
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