美容室を経営していく上で知っておくべきことのひとつに「原価率」があります。店長やマネージャーに昇進した方、将来独立して美容室を開業したいと考えている方は、必要は知識になるので必ず押さえるべき指標になります。
そこで、今回は美容室を経営していくために理解しておくべき原価率についてお伝えします。
美容院の原価率とは?
原価率とは、売上に対して仕入費や材料費をどの程度使用しているのかを示す割合になります。
美容室における原価は、シャンプー、トリートメント、パーマ剤やカラー剤といった材料が原価に含まれます。
原価を抑えるためには、材料費を削減することが必要になります。
「大量に」「定期的に」など、仕入れ方法を工夫することによって値引きをしてもらえるケースもありますので、仕入れ先に確認してみてください。
原価率の計算方法
原価率=原価÷売上×100
・原価率50%の場合
たとえば、売上100円で原価が50円であれば、原価率は50%になります。
50円÷100円×100=50%
原価率を計算すると販売価格は適切か、原価に見合った売上を出せているのかなどをチェックすることができます。
・原価率10%の場合
たとえば、売上100円で原価が10円であれば原価率は10%になります。
10円÷100円×100=10%
原価率を抑えると利益がアップする
原価率50%の場合 | 原価率10%の場合 | |
売上 | 100円 | 100円 |
原価 | 50円 | 10円 |
固定費など | 20円 | 20円 |
人件費 | 20円 | 20円 |
利益 | 10円 | 50円 |
上記の内容からわかるように、原価率を50%から10%に抑えることができると利益が10円から50円に増加しています。条件付きではありますが、原価が下がれば、利益がアップすることを理解いただけたかと思います。
まとめ
美容院は美容師の技術が売上に直結するといっても過言ではありません。美容師の技術がお客様の満足度に影響をもたらすので、売上に占める人件費の割合が高くなります。
人件費、家賃、水道光熱費などを除いた材料費(原価)で考えると、美容室の場合は原価率を10%以下に抑えることが理想とされています。原価率を把握して売上、利益を向上させていきましょう。
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