美容室で働いていて、時々起こる「無断キャンセル」。お店として、予約の空き時間をとっていたのに空白になると、お店にとっての損害になりますよね。
もし早めにわかっていたら、別のお客様が来て利益になっていたかもしれないのにと考えると、無断キャンセルには困りものです。
今回は、無断キャンセルを防ぐ対策方法と、もし無断キャンセルが起こってしまった際の対処法について解説していきます。
無断キャンセルした場合の規定を作る
まずは、キャンセルされる確率を低くすることが大切です。
HPや予約ページに無断キャンセルの件が記載されていないと、「ここは何も書いてないし無断キャンセルをしても大丈夫」とお客様が思ってしまうかもしれません。
お店のHPや予約ページに、必ず無断キャンセルの場合の注意点を書いておきましょう。
「当日キャンセルの場合は〇〇%のキャンセル料金を頂くのでご了承ください」
「予約時間を過ぎる場合は、当店にご連絡くださいますようお願いいたします」
などと記載しておくと、お客様の「なんとなく」での無断キャンセルが減ります。やむを得ない事情のキャンセル以外は、規定を作っておくのをおすすめします。
キャンセルの電話対応については、また予約し直してもらえるチャンスを生むために、丁寧な対応を心がけましょう。
前日に連絡する
一番効果があるのは、予約確認の前日に連絡をとることです。あまりにも無断キャンセルが多い場合は、試してみるといいでしょう。
電話でもメールでも、前日に連絡をとることで、「予約自体を忘れてしまっていた」というキャンセルが減らせます。
デメリットとしては、時間と手間がかかってしまうことですが、確実に無断キャンセルを減らせる手段といえるでしょう。
無断キャンセルの空き枠の対策
どうしても無断キャンセルになってしまうと、当日の売上の損失が気になりますよね。
インターネット予約機能を利用して、当日予約ができる環境を整えておきましょう。
意外と、当日予約で美容室を予約したいお客様は多いです。そういったターゲット層をしっかり呼び込めるように、SNSやネット予約を利用して、予約をとりやすい体制を作っておきましょう。
HPや予約サイトに、「当日予約OK」と書いていると、お客様側も当日予約を入れやすくなるのでおすすめです。
まとめ
急な無断キャンセルが積み重なると、お店にとっても大きな損失になります。無断キャンセルが起きないようにする工夫と、起きてしまった際の対策は整えておきましょう。
ぜひ参考にしてみてください。