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美容師・理容師免許の更新はいつする? 国家資格の更新や再交付を解説!

美容師資格の免許更新・再交付は必要?

美容師免許は、取得してしまえば一生涯資格を保有できるため、更新は必要ありません。しかし例外的に再交付しなければならないケースもあります。紛失や汚損、結婚など名字が変わるタイミングが当てはまりますが、美容師免許の更新がどのような条件で必要になるのか、再交付を手続きする方法などを把握していない美容師もいるのではないでしょうか。この記事では、美容師免許の更新が必要なケースを紹介したうえで、再交付の方法などを説明します。

前提として、そもそも美容師になるには?

美容師免許が必要

まず、そもそもの前提として美容師になるには国家資格である美容師免許(正式名称)を取得する必要があり、国家試験を受けるためには美容学校(厚生労働大臣指定)を卒業していることが条件になります。
また、美容学校の種類によって修業期間が異なります。

  • 昼間課程 (2年以上)
  • 夜間課程 (2年以上)
  • 通信課程 (3年以上)

※中卒でも通信課程を利用すれば美容師を目指すことは可能です。

美容師国家試験の難易度については、こちら(↓)の記事をご参照ください。

これを忘れたら失格!? 美容師国家試験で忘れてはいけない持ち物美容師を目指している人は、美容師免許を取得しなければなりません。毎年2万人以上もの人が受験する美容師国家試験は、1年に2回実施されます。...

美容師免許の申請

美容学校を修了し晴れて美容師国家試験に合格したら、理容師美容師試験研修センターへ美容師免許の申請をする必要があります。申請時には合格証明書などのほかに精神の機能の障害に関する医師の診断書をもらう必要があります。

美容師免許を持っておけば、美容室以外でも活かせる

今後もし美容室を辞めることがあったとしても、美容師免許があればヘアセット専門店でヘアセットやメイクを行えたり、アイリストとして働くこともできます。
なお、履歴書には「令和○年○月 美容師免許 取得」と記載します。

 

美容師免許の更新はいつするのか

ここでは、美容師免許の更新について説明します。

そもそも美容師免許の更新は一生必要ない

美容師免許は更新が一生必要のない国家資格です。後述しますが、特別な事情がない限り更新の手続きを行うことはありません。美容師免許は、運転免許のように携帯できるカードタイプではなく、額に入れる表彰状タイプです。そのため、利用する機会も限られています。

【美容師免許の利用機会】

  • 管理美容師免許取得時
  • 美容室で働き始めるとき
  • 美容室を開業するとき
  • 身分証明(開業、運転資金の融資を受ける際など)として

取得後は掲示したり利用したりする機会が限られるうえ、携帯できないため管理がおろそかになる可能性もあります。紛失などの場合は、免許証はどうするべきなのでしょうか。

美容師免許の更新が必要なケースと再交付の手続き方法

美容師免許の交換や再交付は主に以下の場合に行います。

  • 美容師免許証を紛失した
  • 氏名や本籍地、国籍を変更した
  • 海外で外国語の免許証が必要になった
  • 美容師免許証を保有する本人が死亡または失踪の宣告を受けた

ここでは、上の各項目について手続き方法を説明します。

美容師免許証を紛失した場合

破損や汚損を含む紛失時には「免許証再交付申請手続き」が必要です。
再交付は、理容師美容師試験研修センターが受け付けています。紛失再交付時に、本籍地や姓名に変更がある場合は、後述の「氏名や本籍地、国籍を変更した場合」を確認しましょう。

【手続きの流れ】

  • 再交付申請書を作成する
  • 送付用封筒を用意する
  • 申請手数料4,150円を郵便局で払い込む
  • 郵便局の窓口で必要書類を簡易書留で郵送する
  • 簡易書留で送られてくる免許証を受け取る

  ※到着目安は申請書がセンターに到着してから2週間前後

再交付費用は郵便局から振り込み、書類の送付や免許証の受け取りを簡易書留で行うため、すべて郵便局で手続きできます。

再交付申請書は理容師美容師試験研修センターのHP内、美容師免許証「再交付」申請の方法でダウンロード可能です。

氏名や本籍地、国籍を変更した場合

結婚などにより、氏名や本籍地、国籍など個人情報の変更がある場合は「免許証書換え交付申請手続き」が必要です。申請は理容師美容師試験研修センターで受け付けています。

【手続きの流れ】

  • 名簿訂正、免許証書換え交付申請書を作成する
  • 市区町村窓口で戸籍抄(謄)本を取る
  • 申請手数料3,750円を郵便局で払い込む
  • 収入印紙1,000円を用意する
  • 送付用封筒を準備する
  • 郵便局の窓口で必要書類を簡易書留で郵送する
  • 簡易書留で送られてくる免許証を受け取る

  ※到着目安は申請書がセンターに到着してから2週間前後

免許証書換え交付申請手続きも、申請手数料を郵便局から振り込み、書類送付や免許証の受け取りを簡易書留で行うため、すべて郵便局で済ませることができます。また本籍地は現住所とは限らないため、住民票で確認しましょう。

名簿訂正・免許証書換え交付申請書は理容師美容師試験研修センターのHP内、美容師「名簿訂正・免許証書換え交付」申請の方法でダウンロード可能です。

海外で外国語の免許証が必要になった場合

海外での活動や外国人へ施術する際など、外国語の免許証が必要になったときは「免許証英訳文証明申請手続き」を利用します。申請は理容師美容師試験研修センターが受け付けています。

【手続きの流れ】

  • 免許証英訳文証明の申請書を作成する
  • 申請手数料「1,150円×必要部数」を郵便局で払い込む
  • 免許証のコピーを用意する
  • 送付用封筒の準備をする
  • 郵便局の窓口で上の必要書類を簡易書留で郵送する
  • 簡易書留で送られてくる英文証明書を受け取る

  ※到着目安は申請書がセンターに到着してから2~4週間前後

免許証英訳文証明申請手続きも、申請手数料は郵便局で振り込み、書類送付や証明書の受け取りを簡易書留で行うため、すべて郵便局で済ませることができます。

なお、美容師免許は日本国内限定です。海外で信用を得るために外国語の免許証を取得しなければならないケースもありますが、必須ではないため、当に必要かを確認してから申請しましょう。

免許証英訳文証明の申請書は理容師美容師試験研修センターのHP内、「免許証英訳文証明」申請の方法でダウンロード可能です。

美容師免許証の本人が死亡または失踪の宣告を受けた場合

死亡や失踪宣言による美容師免許の返納義務はありませんが、何らかの理由で美容師名簿から本人の氏名を削除する必要がある場合は「美容師名簿登録消除申請」を利用します。申請は、理容師美容師試験研修センターが受け付けています。

【手続きの流れ】

  • 消除の申請書を作成する
  • 免許証(ある場合)を準備する
  • 送付用封筒を準備する
  • 郵便局の窓口で、上の必要書類を簡易書留で郵送する

所定の書類を郵送し、理容師美容師試験研修センターが受理すれば手続き完了です。美容師名簿登録消除の申請書は理容師美容師試験研修センターのHP内、美容師名簿登録「消除」申請の方法でダウンロード可能です。

再発行の申請が完了したかの確認は問い合わせが必要

再発行は、すべて簡易書留でやり取りします。書類が理容師美容師試験研修センターに受理されてから2週間前後が免許受け取りの目安ですが、書類に不備があった場合はさらに遅くなります。

申請書類に不備があっても、理容師美容師試験研修センターは通知しません。そのため、申請から3週間以上経っても免許が届かなければ、不受理の可能性があるため問い合わせましょう

再度申請すると、再び受理から2週間前後かかるために費用も時間もかかり、必要なタイミングで免許証が手に入らない可能性もあります。書類の確認と早めの申請を心がけましょう。

 

美容師免許の更新は必要ない! 再発行は早めの申請を

美容師免許は更新の必要はありませんが、紛失時のほか破損や汚損、本籍や姓名に変更があった場合、更新や再発行が必要です。

免許の受け取りは申請が受理されてから2週間前後かかりますが、不備があるとさらに再申請の手続きや、2週間の待機を要します。必要なときまでに受け取れない可能性もあるので、早めの申請が肝心です。

美容師免許は更新の必要もなく利用機会も限られ、管理がおろそかになる可能性があります。再発行などわずらわしいことを避けるためにも、日頃から管理しておきましょう。

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