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シザーのおすすめは? 自分にベストな選び方や評判のブランドを紹介

美容師におすすめのシザーは?

美容師にとってシザーは欠かせない仕事道具ですが、自分に合っていないと感じながら使用し続けている人も中にはいるかもしれません。自分に合わないシザーを使っていると、作業効率が悪くなるばかりか、身体にも悪影響を及ぼす可能性があるため、シザーの選び方を今一度押さえておきましょう。また、おすすめのシザーブランドも併せて紹介するので、手持ちのシザーに満足していない人は交換の検討をおすすめします。

自分にベストなシザーの選び方

シザーは美容師にとって大切な仕事道具のひとつです。ここでは自分に合ったシザーの選び方について紹介します。

シザーは客層、用途で選ぶ

シザー自体の性能や使い勝手はもちろんですが、店の環境や客層に合わせた選び方を考えてみましょう。利用客の男女比率や年齢などの基本的要素はもとより、常連客とフリー客のどちらが多いのかなど、店舗によって利用客の属性は異なります。

また、どんな髪質の人が多いのか、どのようなヘアスタイルを求められることが多いのかについても考える必要があるでしょう。加えて、1日の利用客数もシザー選びの重要なポイントです。利用客が多い美容室ほどシザーの使用頻度が高くなるので、耐久性や手首への負担なども考慮しましょう。

使っていて疲れないシザーを選ぶ

1日に何人もの顧客のカットを担当する美容師にとって、疲れにくく、ストレスなく思い通りにカットできるシザーは外せません。このようなシザーを選ぶには、切れ味の持続性が第一条件です。

次に自分の手に合っている点も重要です。シザーのハンドルには、大きく分けてオフセットハンドルとメガネハンドルがありますが、一般的に安定しやすく使いやすいのがオフセットハンドル、安定感は劣るものの使い方の自由度が高いのがメガネハンドルといわれています。

疲れる理由はシザーの切れ味の悪さ

シザーを使っていて疲れる理由のひとつは、切れ味が悪いために余計な力が入ってしまうことが挙げられます。

切れ味の良いシザーは無駄な力を必要としないため、開閉するだけでスッと切れますが、切れ味が悪いシザーを使うと、髪の毛を切るために手指のみならず、肩にも力が入ってしまうものです。

すると肩まわりの筋肉が硬直するので、切れ味の悪いシザーを使ってカットを続けるほど肩に負担がかかり、肩こりにもつながりますし、姿勢も悪くなるおそれもあります。人によっては手首が腱鞘炎になるケースもあるだけに、より切れ味の良さが重要になるのです。

鋼材でもシザーの切れ味が違う

美容室で使われるシザーの鋼材によっても切れ味は異なるので、各特徴をシザー選びに役立てましょう。

ステンレス

あらゆる刃物の素材として使用されている身近な素材で、リーズナブルな価格帯から手に入ります。加工しやすい一方で硬度に難があり、切れ味を持続させるには普段からのメンテナンスが重要です。

コバルト

耐久性と切れ味に優れているコバルトは、コストパフォーマンスが高いことから多くの美容師が使用しています。純度が高くなるほど錆びにくいため、メンテナンスの頻度を少なくできます。

ステライト

主成分のコバルトにクロムやタングステンを含有した合金です。硬度が高い耐摩耗合金で粘りが強いなどの特徴があり、切れ味は良い一方で研ぐのが難しく上級者向けの鋼材です。

シザーはカットラインで選ぶ

シザーを選ぶ際はカットラインも重要なポイントになるので、3つの刃形を押さえておきましょう。

直線的な刃の直刃はラインを活かすブラントカットや刈り上げに向いています。笹刃は厚みがあり、髪の毛を逃がしやすいのが特徴です。柔らかなカットができるので、スライドカットやストロークカットをするのに適しています。

柳刃は、笹刃よりも細身で、髪の毛を少量だけ逃がして切るシーンに向いています。対応できる髪型の種類も豊富なので、ほとんどの美容室で使われています。

セニングシザーを使用する際にカットラインを自然な雰囲気にするなら段刃が良いでしょう。斜めになった櫛先と溝が入った刃先によりカットラインを目立たせなくでき、仕上がりが美しくなります。

シザーはカットの作業効率で選ぶ

店舗の利益を確保するには回転率も重要ですが、実はシザー選びも回転率に直結しています。特にセニングシザーの種類によっては、1度のカットで切れる毛量のパーセンテージ「スキ率」が異なるため、シザー選びの条件には欠かせません。

一般的に15~30%程度のスキ率は調整しやすく、50%以上のシザーは上級者向けです。

また、作業効率は刃先の長さによっても変わります。目安となる刃先の長さは、女性は5.5〜6インチ、男性は6~7インチ程度ですが、自分の手に合うかどうかを最優先にしたほうが良いでしょう。

刃先が長いほど髪の毛を多くカットできるので効率的と言えますが、初心者には扱いにくさを感じる場合もあります。作業効率に意識が行き過ぎてしまい、顧客の満足度を下げてしまう事態にならないように気をつけましょう。

価格重視の選び方はミスマッチを招く

シザー選びは価格以外の要素で重要視しなければならないポイントが多いため、価格に注目したシザー選びはナンセンスです。シザーは職人が一本ずつ手作りしているので、制作に時間がかかるほど値段も高くなります。ただし、値段と使いやすさは比例するものではありません。

オーダーメイドなら話は別ですが、そもそも市販のシザーがすべての美容師の手に合うわけではないので、価格を重視してもあまり意味がないのです。自分の手に馴染むことを優先し、そのうえでシザーの性能に注目して選びましょう。

シザーの有名ブランド5選

ここからは、シザーの有名ブランドを紹介します。

ナルトシザー

理美容業界の中で圧倒的な知名度を誇るナルトシザーは、1963年創業の老舗メーカーで、50年以上の実績があります。

1本10~20万円といった高価格帯やオリジナルデザインが注目されがちですが、同ブランドが支持される一番のポイントは「切れ味」の良さです。カット断面が美しく仕上がり、ダメージ毛になりにくいので、特にラインをきれいに出したいカットで重宝します。

基本をマスターできていない美容師には扱いにくいものの、独自開発の技術や素材を用いたシザーは、高い耐久性と抜群の切れ味が美容師の強い味方になってくれるでしょう。

OKAWA PRO-SCISSORS

強いこだわりで美容師のためのシザーを作る実用主義メーカーがOKWAです。同社のシザーは、良く切れて、かつ永切れするのはもちろん、日本国内産の最高級鋼材を使っているため、錆びにくく耐久性が高いなどの特徴があります。
一度手にすれば、職人による40工程以上の作業を経て完成する完全ハンドメイドがもたらす、圧倒的な切れ心地を体感できるでしょう。

メンテンナンスは製品担当の職人が直接対応し、ユーザーに合わせた調整をしてくれるので安心です。カットシザーもセニングシザーもオーソドックスなタイプが多く、長時間の使用でも疲れを感じにくい設計。手に馴染みやすい形状なので仕事をしていく中で愛用の一本になるでしょう。

SAIKI SCISSORS

名古屋に拠点を置いているSAIKI SCISSORSは、1999年に創業したシザーメーカーです。

特許を取得した「スライドシザー」は髪の毛を傷めず引っ掛かりもないため、ストレスのないカットを可能にしています。“髪に優しい本物の鋏”をコンセプトに、独自技術による柄の長さから形に至るまでオーダーメイドで対応しています。

「引っ掛かりがなくスムーズにカットできる」「柔らかい質感を出すカットに適している」など、切れ味の良さは多くの美容師から定評があり、中には「もう他のハサミを使うことはない」と言い切る美容師もいるほどです。研磨・調整のメンテナンスも対応可能、安心して購入できるでしょう。

ヒカリシザー

ほとんどの商品が手作り、美容業界を代表するシザーメーカーの一つとも言われるヒカリシザーは、美容師個人に合わせたカスタマイズが人気。特に自分らしさを追求したい美容師から支持されています。

今でこそ一般的になった「蛤刃」はヒカリの特許技術であり、刃の鋭さと丈夫さを両立させた「ヒカリコンベックス」とともに、業界に大きな革新をもたらしました。

一般的なシザーは、長年使用し続けると摩耗してしまうためメンテナンスが欠かせませんが、ヒカリのシザーは20回以上の研磨にも耐える高い耐久性を備えています。今までのシザーに満足できなかった美容師も、同社のシザーなら高い満足度を得られるでしょう。

はさみのルミエール

多くの美容師が抱える悩みのひとつに腱鞘炎がありますが、ルミエールのシザーは特許技術の「フレックスハンドル」により、使い勝手が良く手にかかるストレスを軽減するため、腱鞘炎リスクを抑えてくれます。

独自技術「ハイパーシステムシザーズ」によるテコの動きを利用したハンドルは、握力が弱い人でも無理なく使いこなせるのが特徴です。

肩こりの予防のみならずカットスピードも速くなるため、ワンランク上の美容師を目指せるでしょう。「1,000人切ってもまだ切れる」と言われるほどの永切れ特性から、これまで使用していたシザーに満足していない美容師にもおすすめです。

美容師人生を左右するシザーは正しく選ぼう

1日の作業効率や健康状態にまで影響するシザーは選び方がとても大切です。まずは美容室の客層やシザーの使用環境を想定してから選定に入りましょう。

そのうえで、使い勝手や作業効率を重視して選ぶ方法がおすすめです。紹介したシザーブランドは、どれも使い勝手に優れており、多くの美容師から支持を得ています。美容師人生の大切なパートナーとなる逸品を探してみましょう。

まずはお気軽にご相談ください。

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