問い合わせ 問い合わせ

集客動画 集客動画

資料ダウンロードボタン

スキルアップ

日本化粧品検定を活かせる仕事は美容師! 1級取得の難易度を解説

日本化粧品検定は美容師におススメの資格

「美容」を仕事にするうえで大切な点は、スキルを駆使して顧客の思い描く理想のスタイルを作り出し、満足度の高いサービスを提供することです。顧客の個性や体質に合ったよりよいサービスを提供するには、確かな知識と経験が欠かせません。そこで美容に携わる人のスキルアップにつながる美容系資格のひとつとして注目されているのが「日本化粧品検定」です。この記事では検定の内容や合格するメリット、試験の難易度について解説します。

もはや美容業界に欠かせない日本化粧品検定とは

美容業界に携わる人から注目されている「日本化粧品検定」がどのような検定なのかを紹介します。

日本化粧品検定で、正しい美容知識を専門的に学んだプロを育てる

日本化粧品検定とは、化粧品や美容に関する知識の向上・普及を目的とした検定です。合格を目指す過程で、化粧品の基礎知識や歴史、化粧品に含まれる成分の効能・効果、法律で定められているルールなどを多角的に学ぶことができます。

受験者の多くは化粧品や美容関連業の従事者で、累計受験者数は2020年の時点でのべ68万人を突破。美容師をはじめメイクアップアーティスト、ネイリスト、化粧品メーカーの社員、化粧品販売に携わる人などが取得しています。一般社団法人日本化粧品検定協会が実施する民間資格で、国家資格ではありませんが、2019年から「文部科学省後援」の認定を受けています。

日本化粧品検定を活かすなら1級の取得がベスト

日本化粧品検定は最も簡単な3級から、2級、最高難易度の1級まであります。1級と2級は受験料を支払い、試験会場で受験する必要があり、合格すると紙の合格証が日本化粧品検定協会から授与されます。履歴書や職務経歴書に記載するなら2級以上がのぞましく、できれば1級の合格を目指しましょう。

3級はWeb試験で、いつでも無料で受験できます。合格するとメールでPDFの合格証が届きます。また、規定の料金を支払って紙の合格証を発行してもらうことも可能です。

1級

化粧品の成分からどんな効果が期待できるかを読み解く力がつき、科学的根拠をもとに正しい活用方法を提案できるようになります。

2級

化粧品やメイク方法に加え、外的要因や生活習慣が肌に与える影響を学ぶことで、より良い化粧品の使い方がわかるようになります。

3級

化粧品の常識を学んで間違えやすい化粧品の知識を正し、日々のスキンケアやメイクアップに活用できるようになります。

日本化粧品検定1級の上位互換「コスメコンシェルジュ」は美容のスペシャリストに

1級に合格したのちに日本化粧品検定協会へ入会し、所定の認定プログラムを受講すると、「コスメコンシェルジュ」の資格を取得できます。

コスメコンシェルジュとは“あらゆる肌悩みに対して最適な化粧品を選び出せるプロフェッショナル”のこと。科学的知識に基づいて化粧品の特徴を十分に理解している、化粧品選びのスペシャリストです。

コスメコンシェルジュになると、自分自身の化粧品選びに役立つのはもちろんのこと、顧客に最適な化粧品の使い方を提案したり、体質に合った製品をおすすめしたりできるようになります。美容関連の職種であれば、施術・販売・情報発信などに幅広く活用できる、メリットの多い資格なのです。

日本化粧品検定は特に美容関係者へのメリットが大きい

日本化粧品検定によると、職業別受験比率は、化粧品業界が23%、美容関連が18%で、化粧品業界のみならず美容師や美容業界の関係者も数多く受験しています(2017年度実績)。美容関係者が資格を取得するメリットをチェックしておきましょう。

・美容業界で高く支持されている
日本化粧品検定は美容業界内での知名度が高く、個人のステータスやスキルを示すことが可能です。

・キャリアアップにつながる
化粧品の正しい知識を学ぶことで、ヘアセットのみならず人それぞれの体質や個性に合わせたメイクを提供でき、キャリアアップやビジネスの幅を広げるきっかけになります。

・満足度の高いサービスを提供できる
科学的な知識に基づいて商品を提案・提供することで、顧客満足度を高められます。

タブレット版電子書籍

 

美容室経営者にもメリットあり。日本化粧品検定受験料が割引になる

日本化粧品検定は美容に関わる人にとってたいへん役立つ資格であり、社員教育の一環として取り入れている企業も少なくありません。日本化粧品検定協会に法人正会員として入会すると、さまざまなメリットがあります。

  • 自由な場所・日程で検定試験を開催できる
  • 受験料や書籍が割引になる
  • 検定対策セミナーを1回(2時間)無料で受けられる
  • 社員は個人で費用を負担することなくコスメコンシェルジュの資格を取得できる
  • 通常年2回のコスメコンシェルジュ研修プログラムをいつでも受けられる

法人正会員になるために必要な費用は、入会金300,000円、年会費100,000円(ともに非課税)です。

 

日本化粧品検定、コスメコンシェルジュ取得の流れ

日本化粧品検定は、年齢・性別・職業を問わず受験できます。最初から1級に挑戦することもできますし、1級と2級の併願も可能です。3級は無料のWeb試験ですので、いつでも好きなタイミングで受験できます。

なお、コスメコンシェルジュの資格に試験はありません。1級合格後に日本化粧品検定協会へ入会し、所定の認定プログラムを受講すれば取得できます。

日本化粧品検定の難易度はやや易しめ

日本化粧品検定の合格に達する正答率は、1級と2級が70%前後(難易度によって変動)、3級が80%以上です。2級の出題範囲は美容皮膚科学、肌の悩みに対する化粧品の選び方、生活習慣が肌に及ぼす影響などです。1級は2・3級の内容に加えて化粧品成分の知識や働き、化粧品に関係する法律などの知識を問われます。

合格率は1級が67.4%、2級が74.8%(※第13回日本化粧品検定の実績)で、全体的にさほど難しい試験ではありません。事前に十分に対策して臨めば独学でも合格できます。合格に不安のある人は、無料でWeb受験できる3級を受験し、自分が化粧品に関する知識をどの程度持っているかを確認してみるのも良いでしょう。

日本化粧品検定の受験対策

日本化粧品検定に合格するための受験対策や必要なテキストについて解説します。

日本化粧品検定は公式テキストと問題集で対策できる

日本化粧品検定の受験対策は「検定公式テキスト」と「問題集」があれば十分です。検定公式テキストは「1級対策」と「2・3級対策」、問題集は「1級」と「2級」にそれぞれ分かれています。受験する級に合ったものを購入しましょう。

問題集は2020年12月15日にリニューアルし、付属の模擬試験問題やマークシート用紙を利用して、本番に近い環境で対策できるようになりました。問題集を解きながら検定公式テキストで繰り返し要点を確認することで、合格に必要な知識が身に付きます。

どちらも日本化粧品検定の公式サイトで取り扱っているほか、検定公式テキストは全国の書店やインターネットショップでも販売されています。

日本化粧品検定の試験スケジュール

1級と2級の試験は年に2回(例年5月と11月)に実施しています。3級はWeb上でいつでも受験可能です。どの級も受験資格は特にありませんので、誰でも好きな級から受験できます。

出願申し込み期間は5月受験が2月初旬~4月初旬、11月受験が8月初旬~10月中旬頃です。Webから申し込んだのちにクレジットカードまたは銀行振り込みで受験料を支払うと、試験日の約2週間前に受験票が送られてきます。

試験の形式は1級・2級ともにマークシート方式(60問)で、試験時間は1級が60分、2級が50分です。同日に実施されるため併願も可能です。結果は試験日から約1ヵ月後に通知があり、合格の場合に合格証書が発行されます。

日本化粧品検定に合格してスキルアップしよう

化粧品の正しい知識を身に付けられる日本化粧品検定は、美容業界で幅広く認知されている資格です。美容師をはじめ、美容業界に携わる人にとって仕事に役立つ資格であることは間違いありません。事前の勉強は必須ですが、難易度はさほど高くありませんので、スキルアップや社員研修のために取り入れてみてはいかがでしょうか。

美容室経営で失敗しないための知識
美容室の経営で失敗しないためには? 経営者が学ぶべき経営知識とは?美容室の経営者になるためには、念入りな事前準備が欠かせません。資金の確保はもちろんのこと、経営の知識をしっかり学ぶことも大切です。生半可...
美容室向け電子書籍サービス「ビューン読み放題タブレット」
サロン経営の味方! 美容室向け電子書籍サービス『ビューン読み放題タブレット』美容室では、施術中、お客様に少しでも楽しんでいただくために雑誌を提供していることかと思います。 その雑誌ですが、今多くの美容室で電子書...
美容室の雑誌は電子書籍がおすすめ! 現役美容師が実体験を語ります。美容室での時間をリラックスして過ごしていただけるように、お客様に雑誌を提供する美容室がほとんどです。 最近では紙の媒体の雑誌は減り、電...
まずはお気軽にご相談ください。

運営元:株式会社春うららかな書房
0120-887-748