美容室をオープンするとなると、多くの備品が必要となります。セット面、クロス、カラー剤、ブラシ、看板、ホームページなどなど…。
備品を購入する際、決めきれないほどの多い種類に迷ってしまいますよね。この記事では、備品購入の際のポイントや注意点について解説します。
シャンプー台

美容室でリラックスできる空間といえば、シャンプー台です。
昔ながらのサイドシャンプーは安く済みますが、お客様が居心地がいいのはバックシャンプーのほうです。
中でもリクライニング式のユメシャンプーは、フルフラットになってお客様が寝た状態になれる人気のシャンプー台。ユメシャンプーだと、施術する側も座ることができるので、腰痛防止にもなるのが嬉しい点です。
予算を上回ってしまう場合は、リースを利用して予算を抑えることも候補に入れておきましょう。
シャンプー剤、カラー剤などの薬剤、スタイリング剤など
シャンプー剤、カラー剤、スタイリング剤は、実際にお客様が体感される、とても大切な役割をしてくれます。中には、「このカラー剤を使っている美容室じゃないと嫌!」というお客様もいらっしゃいます。
美容室の強みを出すためにも、カラー剤、シャンプー剤、スタイリング剤は、しっかり選び抜いた上で、自分の美容室に合ったものを用意しましょう。
ドライヤー・ヘアアイロン

ドライヤーやヘアアイロンは、使用するものによって傷み具合が異なります。
自分のサロンをオープンするなら、よりいいものをお客様に提供したいですよね。そして最近では、美容室でドライヤーやヘアアイロンを購入する方が増えています。魅力的な機能のものを取り入れておくと、お客様からの評価も上がりますよ。
お客様に提供するドリンク・コップ

お客様は、美容室に「キレイになりたい」という思いでご来店されます。短い周期で来られる方は、特に美意識が高い人も多いでしょう。
そんなお客様のために、美容ドリンクを用意しておくのがおすすめです。
ストックを用意しておくと購入にもつながり、満足度も上がるので一石二鳥です。
ハンガーラック

お客様のコートをかけるハンガーや鞄をしまっておく棚は、美容院には必要不可欠です。
お客様が持っている私物が高級で、もし汚してしまったらトラブルになることも…。
美容室ではカラー剤を取り扱うので、絶対に汚さないという保障はありません。「受け渡しの際にうっかり汚してしまったらどうしよう」と不安な方は、お客様専用のロッカーがおすすめです。お客様自身が取り出し、鍵もかけられるので、トラブルを回避できます。
まとめ
今回は、美容室で必要な備品と注意点について解説させていただきました。
備品を揃える際は、これからオープンする美容室の客層などを考えるのもポイントの一つです。この記事が、これから美容室をオープンされる方の参考になれば幸いです。
