カウンセリングシートが集客につながる
お客様のヘアスタイルの悩みやカラーレシピなど、細かくカウンセリングシートに記入するのも美容師の業務の一つです。また、顧客満足度を高めることによってリピーターの獲得や口コミ、SNSなどによる宣伝効果も期待できるので集客力アップにつながります。
集客につながるといっても紙の場合は、管理が難しいと感じている方も多いと思います。いつの間にか紙のカルテがバックルームにたくさん…ということも少なくありません。
そんなカルテや顧客管理がアプリのデータ上でできれば、簡単にお客様情報を検索でき、場所をとることもないのでいいですよね。
今回は、美容師のための顧客管理アプリを3つ、ご紹介します。
LiME
カルテ管理をスマホで便利に使えるようにした、美容師が美容師のために開発した「LiME」。LiMEでできることは以下の通りです。
- カルテ作成
- ヘアスタイルの履歴を共有
- オンライン予約機能
- 売上やリピート率を確認できる
美容師が開発をしているので、美容師にとってとても便利な設計になっています。
今まではサロンに残ってお客様の情報をカルテに記入しなければなりませんでしたが、LiMEなら隙間時間や家にいる時でも、お客様のカルテが書き込めます。
また、LiMEを使って「ヘアスタイルの持ちはいかがですか? そろそろ来店の周期ですのでぜひご来店ください」などといったメッセージをお客様に送信することもできます。
こういったメッセージを送ることで、美容室に行くタイミングを逃してしまう方の再来店を促すことができます。
オンライン予約は有料機能になりますが、アプリを使って手軽に予約をとることができるようになります。
美歴
「美歴(びれき)」は、お客様とカルテを共有し、コミュニケーションツールも充実したアプリです。
主な機能としては以下の4つです。
- カルテ作成
- 保存できるカルテ・写真の数は無制限
- メッセージのやりとり
- ポイントカード機能
美歴でできることの強みは「カウンセリングシート」や「同意書」「ポイントカード」がアプリで行えるので、完全にペーパーレス化できることです。
カウンセリングシートをコピーしたり管理したりする業務を省略でき、サロンワークの効率化を図ることができます。
Evernote
できるだけ簡易的に、カルテだけを管理したいという方におすすめなのは「Evernote」です。
- お客様情報
- 来店日時
- 施術履歴
を記入して管理することが可能です。
Evernoteは検索機能が優れており、もし名前を忘れてしまったお客様を検索したいときでも、関連ワードを入力すれば探し出すことができます。
まとめ
今回は、美容師のための顧客管理アプリについて、解説しました。
ぜひこれからのサロンワークに取り入れてみてください。