美容師は、髪をきれいにするだけではなく、サービス業として気遣いやおもてなしが大切です。お客様の満足度を上げ、もう一度来たくなる美容室にするためには、どのようにすればよいのでしょうか? 今回は、お客様にもう一度来たいと思ってもらえる美容室における気遣いについて、解説します。
ホットタオルを使う
美容室でシャンプーをする際、ヘッドスパやトリートメントなど、プラスメニューをすることによって、必然的にシャンプーの時間が長くなってしまいます。
同じ姿勢を長時間していると、首の後ろが痛くなってしまいますよね。シャンプー台での時間が長くなる場合は、ホットタオルを首の後ろに置きましょう。
リラックスもできて、首も楽になるので、お客様にとってはとてもうれしいサービスです。
また、男性のお客様にはカットの後にホットタオルをお渡ししましょう。
短い髪の毛が顔につくと、チクチクと不快な気分になってしまいます。ホットタオルで顔を拭くことで、すっきりと気持ち良く帰ることができます。
独自のドリンクサービスを用意する
待ち時間のドリンクサービスは、美容室では多く見受けられます。多いからこそ、他の美容室との差を付けましょう。
見たことがない美容ドリンクや、健康ドリンクなど、美容室ならではのドリンクが置いてあるとうれしいですよね。
さらにドリンクに合うお菓子も用意すると、ワンランク上のリラックスタイムを演出することができます。
雨の日の気遣い
雨の日にご来店されたお客様の服や持ち物が濡れてしまっていたら、タオルを2つ持ってお迎えしましょう。
1つはお客様に渡して、服の水気を拭き取っていただくために。もう1つは、預かった上着やお手荷物についた水気を拭き取りましょう。
雨に濡れていると、体温も下がってしまいます。冬場だと、ひざ掛けを渡したり、「エアコンの温度を上げましょうか?」などと気配りをしましょう。
まとめ
今回は、美容室で実践できる気遣いやおもてなしについて解説しました。
他の美容室にはないサービスや気配りをすることで、「他とは違う特別感」をお客様に感じていただけます。
小さな気配りが、お客様を感動させるきっかけになります。
ぜひ、これからのサロンワークに取り入れてみてください。