「HPからの集客効果がいまいち見込めない」
「SEOという言葉をよく聞くけど、どういう意味なんだろう?」
美容室のHPを運営するさい、そんなお悩みを抱えていませんか? 今回の記事では、美容室HPにおけるSEO対策についてご紹介いたします。
そもそもSEO対策とは?

SEOとは検索エンジン最適化のことで、より具体的には「Google」「Yahoo!」といった検索エンジンの検索結果の上位にサイトを表示させる取り組みを指します。たとえば美容室を探している人がいたとして、あなたの美容室が検索結果の1ページ目に出てきたら読まれやすくなって、同業他店との競争で有利になりますよね。
比較的安価に行える施策であり、集客効果も高いことから、美容室だけではなくさまざまな業界においてSEO対策は行われています。スマートフォンやパソコンが普及し、より多くの人がインターネットを使えるようになった現代では、SEO対策は必須のものと言えるでしょう。
美容室にSEO対策は必要?

結論から言いますと、美容室HPにSEO対策は必要です。というのも下記のようなメリットが存在するからです。
- より高い集客効果が見込める
- 自社の美容室のブランディングにつながる
SEO対策によって検索順位が上がれば、顧客が増えるきっかけになります。これに「ホットペッパービューティー」「楽天ビューティー」「エキテン」などのポータルサイトからの集客と合わせれば、さらなる顧客増加が期待できるでしょう。
また、SEO対策を施して、検索順位を上げれば美容室の認知度も上がり、ブランディング効果も見込めます。ブランディング効果とは「美容室といえば○○サロン!」のように、あなたの店名がお客様の印象に刻み込まれることです。
美容室HPではどのようなSEO対策を行えばいいのか?

美容室HPでは、以下に挙げた2つのSEO対策を施すと効果的です。
- 美容室HP内でブログを作る(内部対策)
- 外部アクセスを高める(外部対策)
内部対策とはコンテンツを作るさいの内部のSEO対策となっており、コンテンツの作り方を指します。一方で、外部対策は作ったコンテンツに対してどのように外部からの流入数(アクセス数)を上げるかという施策です。
SEO対策は、内部対策と外部対策を正しく行うことでより効果を発揮するものです。ここからは、その2つの対策をさらに詳しく解説していきます。
美容室HP内でブログを作る(内部対策編)

美容室HPで効果的にSEO対策を行う場合は、ブログを書くことが大切です。というのもきちんと内部対策を施したブログを定期的に更新していけば、効率よく上位表示を狙っていけるからです。
特に、美容室HP内でブログを作るさいには、下記の5つのポイントを押さえておくことが重要となります。
- きちんとブログを読む客層をイメージする
- メインキーワードを選ぶ
- 「1記事1テーマ」を強く意識する
- 読みやすい記事を書く
- 最低でも800字以上の記事を書く
ここからはそれぞれのポイントについて具体的にご説明していきます。
きちんとブログを読む客層をイメージする

まずはいきなりブログを書き始めるのではなく、自社の美容室HPのブログを読む層をしっかりと意識しましょう。たとえば、若年層の女性をターゲットとしている美容室であれば、その層が読みたくなるような記事を書く必要があります。
読者層を意識したブログ記事を書くことで、さらに多くの人に読まれる人気記事を目指せます。少しでも価値のあるコンテンツ作りをしていけるよう心がけましょう。
メインキーワードを選ぶ
ブログを読む客層をイメージした後は、ブログのメインとなるキーワードを選びましょう。どのようなキーワードで上位表示して集客したいのかを、自社でしっかりと話し合って決める必要があります。
上位表示したいメインキーワードが決まったのであれば、そのキーワードを文章全体の4~6%盛り込むことを意識しましょう。そうすることで、より効果的なSEO対策となり上位表示を狙うことができます。
1記事1テーマを強く意識する
SEO対策に強い美容室HPのブログ記事を書く場合は「1記事1テーマ」の原則を強く意識しましょう。というのも、多くのキーワードを盛り込むよりも1記事1テーマで書いたほうが上位表示されやすいという性質があるからです。
たとえば「埼玉 メンズ 美容室」で上位表示を狙いたいのであれば、記事のテーマは男性向けの美容室に関することに絞るといいでしょう。そうすることで読みやすくなるだけでなく、SEO対策にも強いブログ記事が書けるはずです。
読みやすい記事を書く

たくさんの人に読まれる記事を書くことは、効果的なSEO対策につながります。なぜなら、Googleなどの検索エンジンは論理的で読みやすい文章を高く評価するからです。読みやすい記事を意識するには、下記の手順で記事を書くことをおすすめします。
- まず結論から話して分かりやすくする
- 理由を添えて、説得力を上げる
- 具体例を持ち出して、文章の内容をイメージしやすくさせる
- 締めくくりに再び結論を話し、読者に行動を促す
このような構造で記事を書いていくことで、さらにSEO対策の強化が可能になります。
最低でも800字以上の記事を書く
検索上位の表示を狙いたいのであれば、最低でも800字以上の記事を書いていくことを意識しましょう。というのも、どの業界でも検索上位にある記事は文字数が3,000~10,000字になっているからです。
文字数が多ければ必ずしも上位表示されやすくなるとは限りません。しかし、Googleなどの検索エンジンが求める「価値のある記事」を書いていくためには最低限のボリューム、つまり最低でも800文字以上の文字数が必要になってくるのです。
外部アクセスを高めるためには?(外部対策編)

SEO対策をするには、コンテンツの中身を強化する内部対策が大切なのは先に述べたとおりです。しかし一方で、外部対策も同じくらい大切です。外部対策とは、自社HPに対するアクセス数を増やす対策を指します。
Googleはアクセス数などを上位表示の評価基準に入れていることもあり、積極的に外部対策を施すのが重要になります。特に、下記の2つの外部対策は取り組みやすい上に、効果的なのでぜひ実行していただきたいと思います。
- SNSを活用する
- メルマガ配信を活用する
SNSを活用する
外部からのアクセス流入数を増やすためには「Twitter」「Instagram」などのSNSを活用することが大切です。SNSは話題が拡散されやすく、利用しているユーザーも多いので効果的に宣伝することが可能だからです。
たとえば、Twitterであれば自社の美容室のアカウントからブログ記事のツイートをすると宣伝にもなって効果的です。Instagramであれば、お店やスタッフさんの写真と共にブログ記事を宣伝すると、お店のイメージがより伝わりやすくなるでしょう。こうしてSNSで欠かさずブログを宣伝し、ブログ記事へのアクセス数を増やしましょう。
メルマガ配信を活用する
外部からのアクセスを増やすには、SNSだけではなくメルマガ(メールマガジン)配信も効果的です。自社の美容室のメルマガに登録している方に、ブログ記事のリンクを載せたメルマガを配信すれば、さらなるアクセス増加が見込めます。
美容に役立つ知識やお得なキャンペーン情報などもあわせて配信すれば、さらにブログ記事を読んでもらえる可能性が高まります。SNSなどとあわせて活用していきましょう。
まとめ
今回の記事では、美容室HPのSEO対策についていろいろご紹介しました。
最後に記事のまとめを行います。
- 美容室HPも集客効果やブランディング効果を狙うためにSEO対策を行うべき
- しっかりと検索エンジン(Googleなど)の評価基準に則った内部対策を行うと効果的
- 内部対策だけではなく、アクセス数を増やすための外部対策も大切
効率の良い宣伝を行うために適切なSEO対策を施し、検索エンジンでの上位表示を狙いましょう!
