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美容師の指名料って必要? 歩合の相場は何割くらい?

美容師の指名料と給料の仕組み

お客様が指名してくれることで、美容師が「指名料」をもらえるシステムの美容室が多くあります。指名料は収入にも大きな影響が出るため、たくさんの指名を取れる美容師を目標にしている方もおられることでしょう。今回は指名料と給与の関係や、お客様から指名をしてもらうためにはどうしたらいいのかを解説していきます。

指名料と給料の仕組み

一部歩合制

美容室に社員として固定給で働いている場合、「給料+歩合給」が一般的で、指名料は歩合の部分に入ります。アシスタントのうちは固定給のみだったのが、スタイリストとなってお客様から指名をもらうことで、歩合給が加算され月収をぐんと上げられるのです。

歩合給の要となる歩合率はお店によって異なり、総売り上げに対しての歩合率が高いお店もあれば低いお店もあります。美容室では指名客から支払われる売り上げの総額のうち、おおむね20~30%前後が歩合給として支給される相場と言えます。歩合率がどうであれ指名をたくさんもらえる美容師は、収入的に有利になるということです。

完全歩合制

完全歩合制の給与体系は、固定給はありませんが、指名料や売り上げの還元率が高いので働いた分だけ収入を得ることができます。完全歩合制はほとんどの場合、お店に所属しないため業務委託か面貸しのどちらかの働き方になります。

業務委託

業務委託とは場所と美容室の名前を借りるシステムで、美容室で働きますが、お店と美容師が雇用関係にあるわけではありません。給与は完全歩合制で、歩合率はそのお店との契約によって変わります。相場としては50%~80%の売り上げが支払われるケースが多く見られます。給与の保証はありませんが、稼げるようになると月収が50万円以上になることも夢ではありません。

面貸し

面貸しとは「ミラーレンタル」とも呼ばれ、美容室で場所だけ借りて自分のお客様を施術するシステムです。美容室の1席を借りる場合がほとんどです。面貸しは、メニューや値段を自由に決められ、必要な設備は美容室に揃っているので諸経費をおさえて始められる独立開業のような形に近いと言えます。

面貸しは自分のお客様を施術するため、月額制で賃貸料や備品代などを美容室のオーナーに支払います。それを差し引いた分が、自分の収益となるケースが一般的です。時間制や歩合制のパターンもみられ、美容室のオーナーとの話し合いによって決まります。

還付率だけでなく美容室の状況も把握する

歩合制は美容室によって契約条件などが細かく違ってきます。その美容室の雰囲気や回転率など、運営自体もよく確認することが大切です。たとえば、一部歩合制や業務委託の場合は、売り上げに対する還元率が低くても、回転率が高い美容室なら多く収入を得ることができます。美容室のスタッフとして働く場合や業務委託、面貸しで働こうと考えている場合でも、求人情報などで比較してみることが必要です。

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お店全体の指名率

全体の何%が指名客か割り出そう

個人店は対象になりませんが、たくさんの従業員を抱えている美容室であれば、指名してくれるお客様が多いほど美容室の売り上げが安定していると判断できます。指名客が多いなら新規顧客獲得に力を入れなくても、自然と予約が埋まり売り上げも伸びていくと考えられるからです。

逆に指名客がいないのに新規顧客も少ない場合はどうでしょう。売り上げは下がっていく一方で、新規顧客獲得とリピート客を増やすために試行錯誤しなければいけません。指名してくれるお客様が多いことはとても重要なのです。

指名客が少ない場合の対策

指名率は数カ月から半年に1回くらいのペースで定期的に算出する習慣をつけましょう。指名客が少ない場合は早めの対策をしないと、経営にまで影響が出てしまいます。対策としては、なぜ指名率が低いか全体的な見直しをするために、接客や対応が不親切になっていないかお客様にアンケートをお願いしたり、新規顧客を獲得するための宣伝などを積極的におこなったりする必要があります。

 

指名されない原因とは?

技術が未熟なせい

日本の美容師は平均して高い技術力を持っているといっても過言ではありません。ですが美容師として常に新しい技術や流行を敏感にとらえていくことを怠ってはいけません。カリスマと呼ばれている人のセミナーを受けたりして、自分のスタイルの幅を広げていくとお客様に対してもいろいろな提案ができるので満足度アップにつながります。

接客が丁寧でない

美容師に求められることは技術だけではありません。気配りのある細やかな接客をしていますか? 施術中に進行状況を説明したり、髪を切る長さを確認してもらったりするなどの声かけをするとしないのでは大違いです。長い施術の場合は、「お手洗いは大丈夫ですか?」「雑誌は交換しますか?」など細かいところまで気配りを見せることが大切です。

カウンセリングが丁寧ではない

施術にあたってカウンセリングを丁重におこなうことは、仕上げの満足感を左右させます。お客様の悩んでいることや、こういう風にしてほしいなどの願望を理解したうえで、的確なアドバイスをすると、格段に印象と満足度が向上します。先にカウンセリングを十分におこなうことで、安心感をもってもらうことができますよ。

見た目が不衛生

担当美容師の服装がだらしなかったり、高級なブランドやアクセサリーをジャラジャラつけたりしていると、お客様としてもいい気はしません。好みのファッションをするのは構いませんが、清潔感を感じるアイテムを選ぶようにしてください。また、ニオイや濃い化粧なども不快感を与えてしまうため、日頃から気をつけるようにしましょう。

態度が悪い

美容師にかぎらず接客業すべてに言えることですが、言葉遣いが悪かったり、会話するときも目線を合わせなかったりすると、態度が悪く冷たい人という印象を持たれてしまいます。会話をするときは丁寧な言葉で、なるべくゆっくり話すようにすると安心感をもってくれますよ。美容師は技術も大切ですが、愛される人柄であることが長くお客様と関われる秘訣です。

無表情

接客で最も重要なのが笑顔です。笑顔が苦手なスタッフでも鏡を見ながら毎日練習することで、素敵な笑顔が作れるようになります。男性でも女性でも笑顔が素敵な人にはまた会いたくなるものです。常に最高の笑顔が出せるように日頃から心がけましょう。

まとめ

指名されることは美容師としての実力や力量がわかりやすく給与に反映されるため、毎日を頑張っていくモチベーションの糧として必要なものです。また、美容室の経営方針がこのままでいいのかを判断する基準としても活用できるので、定期的に指名率を算出するようにしましょう。

すべてのお客様が指名客で埋まることは美容師にとってステータスであり大きな目標だと思います。お客様一人ひとりの気持ちに応えられるように頑張っていきましょう。

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