「美容室の鏡ってそんなに大切なのかな」
「鏡をどうやって手入れすれば効果的なんだろう」
そんなお考えを持っている美容室経営者の方はいらっしゃいませんか?
今回の記事では美容室で使う「鏡」にフォーカスして、鏡にこだわることのメリット、どんな基準で選べば良いのか、お手入れ方法の基本までご紹介します。
なぜ美容室において「鏡」が大切なのか?

美容室にとって鏡は非常に大切な存在となります。というのも鏡ひとつ違うだけで美容室の雰囲気・印象を大きく左右するからです。また、美容室における鏡は移動が可能だったり、折り畳めるものがあったり、機能的にも多くの種類があります。
たかが鏡と軽く考えず、美容室の個性にマッチした製品を選び出せるよう心がけましょう。
美容室におすすめ! 鏡の選び方4選

美容室におすすめの鏡の選び方は、下記のポイントを押さえておくと良いでしょう。
- ガラス製の鏡を選ぶ
- 省スペースな鏡を選ぶ
- 美容室の雰囲気に合う鏡を選ぶ
- コスパに優れた鏡を選ぶ
ここからは、それぞれのポイントについて詳しくご紹介いたします。
1.ガラス製の鏡を選ぶ

美容室の鏡はガラス製を選ぶのがおすすめです。ガラスは厚みがあるため、きちんと姿が映されるからです。お客様から見ても使いやすい鏡と言えます。また、ガラスの重さは8~10kgを目安にすると良いでしょう。軽すぎる(薄すぎる)鏡ですと、ガラスに歪みがだんだんと生じてくるせいで長期間使えなくなってしまいます。
2.省スペースな鏡を選ぶ

そこまで広くない美容室だと、場所をとりにくい省スペースな鏡を選ぶことも大切になります。場所をとらない鏡は移動できるタイプも多く、臨機応変に使っていくことができるでしょう。
3.美容室の雰囲気に合う鏡を選ぶ

雰囲気を大切にしている美容室は、きちんとお店に合った鏡を選ぶのがおすすめです。たとえばアンティーク系の美容室であれば、アンティークな雰囲気のある鏡を選びましょう。逆にモダン系の美容室であれば、一般的なデザインの鏡を選ぶことが大切です。鏡は実用品であると同時に、インテリアとしての一面もあることを意識しておいてください。
4.コスパに優れた鏡を選ぶ

鏡は美容室の雰囲気を演出してくれる大切なアイテムのひとつです。しかしあまり無理して高いものを買ってしまうのも経営的な観点からバランスを欠きます。お店の資本力などを考えた上で、適切なコストパフォーマンスの鏡を買いましょう。もしコスパを重視したいなら、業務用商材を販売する業者から仕入れるのも有力な選択肢です。
おすすめ! 鏡のお手入れ方法
美容室の鏡は一般家庭と違って使用頻度も高く、きちんとしたお手入れが必須です。鏡は汚れが付着しやすく、放っておくと見ばえだけでなく機能性も落ちてしまうからです。もしメンテナンスを怠って使い続ければ、お店の評価はたちまち下がってしまうでしょう。
鏡のお手入れは、下記のような道具を使って行いましょう。
- やわらかい布
- 霧状のスプレー
- クエン酸
やわらかい布を使う

美容師の鏡は、柔らかい布でお手入れするようにしましょう。鏡はデリケートなので、適当なもので汚れを拭き取ると傷が付いてしまったりするからです。ガラス用のクリーナーは鏡と好相性です。軽い汚れは乾拭きで対処し、落ちにくい汚れは中性洗剤などを用いて濡れ拭きで対応しましょう。
お客様はこちらが思っているよりも細かいところまで見ています。鏡のお手入れは必ず毎日の業務終了後に取り組むべきです。
霧状のスプレーを使うと便利

中身を取り替えれば臨機応変に使えることもあり、美容室における鏡のお手入れでは霧状のスプレーがかなり有効と言えます。美容室の鏡は、水道水に含まれるアルカリ性の汚れが多くなります。そのため弱酸性の洗剤などをスプレーの中に入れて使うのがおすすめです。
霧状スプレーを使うときの注意点として、直接鏡にかけるのはやめましょう。液だれを起こしてしまい、逆にお手入れの効率が下がります。基本的には、乾いた布に吹きかけて使うようにしてください。
クエン酸も用意すると効果的

鏡のお手入れではクエン酸も便利なグッズです。落としにくい水垢や汚れをしっかり落としてくれるでしょう。霧状のスプレー容器に入れると非常に使いやすいです。乾いた布に吹きかけて鏡のお手入れに活用しましょう。また、あらかじめクエン酸水を作ってスプレー容器に入れ、すぐ使えるよう常備しておくと便利です。
まとめ
最後に本記事の内容をまとめます。
- 美容室は鏡をしっかりと選ぶことで、お客様からの印象を向上させることができる
- なるべく美容室にあった鏡を選んで雰囲気作りに役立てる
- 美容室の鏡は毎日丁寧にお手入れをすることで、長く快適に使える
意外に見落としがちかもしれませんが、美容室において鏡が果たす役割は大きいものです。この記事も参考にしながら、選び方やメンテナンス方法の基礎を見直してみてはいかがでしょうか?
