今勤めている美容室を退職することに決めたけど、一体何からすればいいのかわからない…とお悩みではありませんか?
今回は、元美容師ライターまーるが、実際の経験も交えて退職までの流れについて解説します。
退職後の目的を明確にする
退職の意思を伝える前に、退職後に自分が何をしたいかを明確にしましょう。美容師を続ける場合は転職先の目途を立て、美容師を辞める場合は辞めてからの行動や転職先のリサーチです。
ここが明確になっていないと、もしも自分の理想よりも早めの退職になってしまった場合、無職の期間が生まれてしまいます。
筆者もそうならないように、しっかりと退職後の準備を行うことに重点を置いていました。
退職の3~6カ月前に相談
しっかりと退職後の行動が決まったら、なるべく早めにオーナーに相談をしましょう。筆者はスタイリストだったので、周期の長いお客様にも伝えられるように、希望退職日の5カ月前に相談しました。
必ずと言っていいほど、「退職後はどうするの?」と聞かれます。
相談をする際には、自分の考えやこれからの行動などを、なるべくポジティブに伝えるのがポイントです。退職の理由や退職後の目標が曖昧だと、引き止められたり、退職日までの期間を延ばされる恐れもあります。
また、退職日は、オーナー側の意見も尊重して決めることが大切です。
お店としては、スタッフが1人減ってしまうと売上減少のデメリットがあります。もしかしたらスタッフ募集を考えるかもしれません。そのことも踏まえて、なるべく退職日はお互いが納得できる日にしましょう。
お客様・仕事の引継ぎ
スタイリストは、お客様の引継ぎが最重要です。お客様の情報や注意点など、引き継ぐスタイリストに漏れのないように伝えましょう。
お客様の引継ぎをしっかりすることで、お店への売上貢献にもつながります。
また、美容師の仕事はサロンワークだけではありません。在庫管理や雑務など、任せられている仕事がある方も多いと思います。そういった業務を、後輩や他のスタッフに引き継ぐことも退職前の仕事です。
伝え漏れのないように、退職日までに業務を完璧に引き継ぐようにしましょう。
まとめ
美容室を退職するとなると、自分だけの問題ではなく、周囲の理解や協力も必要となります。しっかりと計画を立てて、スムーズに退職~転職をしましょう。
