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美容師を「辞めたい」6つの理由と、その乗り越え方

美容師を辞めたい理由と乗り越え方

おしゃれで人を喜ばすことができる美容師は現在も人気の職業で、たくさんの人が目指しています。その一方で就職して3年目までの離職率が5~8割とかなり高い傾向にあり、低賃金・長時間労働といった問題も指摘されています。今回は美容師がなぜ「辞めたい」と思うのかいろいろな理由を挙げながら、辞めたい気持ちとの向き合い方、乗り越え方などについて紹介していきます。

美容師を辞めたい6つの理由

給料が低い

美容師は他の業種と比べて給料が決して高くはなく、年齢を重ねても昇給の見込みもないため、このままの収入でやっていけるか不安を感じてしまいます。実際に美容師の平均年収は300万円くらいで、アシスタント時代はさらに低い収入がほとんどです。ボーナスを支給する美容室も多くはありません。
美容師に華やかなイメージを抱いていた若い世代には、あまりにも過酷な現状なので耐えられなくなり、辞めたいと思うようになってしまうのです。

労働時間が長い

美容師の仕事は立ちっぱなしの上に、長時間労働なので体力的にきつく、プライベートな時間がほぼないためストレスが溜まりやすくなります。アシスタントのときは、営業時間外に練習したりしなければいけませんし、スタイリストになったとしても今度は教える側として、後輩の面倒を見なくてはいけません。
朝早くから出勤して帰宅は夜遅く、帰っても寝るだけの生活をずっと続けなくてはいけないので、それに耐えかねて辞めたいと思ってしまう美容師もいます。

休みが少ない

美容師はお店の休業日に合わせて休みをとるか、シフト制で順番に休みをとるかになりますが、基本的に週1日の休みです。その休日でさえ研修や勉強会で潰れてしまうこともあり、プライベートを犠牲にして働くことを余儀なくされてしまいます。
労働基準法で決められている「年間休日最低105日」を下回っている場合もあり、それに不満を感じたり精神的にきつくなったりしてしまいます。

手荒れに悩まされる

美容師のなかには、薬剤が肌に合わずに手荒れが原因で辞めていく人もいます。特にアシスタントのうちはお客様に毎日シャンプーをしたりパーマ液を扱ったりするため、肌荒れを起こしてしまうとなかなか治すことが難しいのです。悪化すると体に湿疹が出るなど生活に支障をきたす場合もあるため、美容師を続けることが不可能となってしまいます。

人間関係の問題

美容師は職場の人間関係が良好でない場合、その苦痛に耐えられずに辞めたいと感じてしまいます。多少給料や待遇に不満を感じていても、職場の人間関係が良いなら頑張ろうという気持ちになれますが、待遇が悪い上に人間関係も悪かったら辞める選択をする人が多くなっても不思議ではありません。

特に、スタイリストとアシスタントの間に差がありすぎる場合は注意が必要です。雑用をアシスタントに丸投げしていたり、十分な新人育成ができていなかったりする美容室は、環境の改善が必要になります。

結婚しにくい

美容師は拘束時間が長いため、プライベートの時間がとれず出会いの場がなかったり、結婚したくても収入面に不安が残って他業種に転職を考えたりする人もいます。

美容師を辞めたいと思ったときの乗り越え方とは

美容師という仕事に慣れていく

美容師の下積みは短くても3年かかるため、その期間内で楽しさややりがいを見いだせずに辞めてしまうことが多くあります。下積み時代はとにかく仕事に慣れることが必要です。そして今やっている仕事の意味や必要性をきちんと理解して、自分の仕事で喜んでくれる人がいることを忘れないようにしましょう。

身近な人に待遇を相談する

労働環境や労働条件に不満がある場合は、一度職場の上司に相談してみるようにしましょう。特に福利厚生がきちんと整っていないときは、声を上げることで改善してくれる可能性もあります。

人間関係に問題がある場合

先輩からのいびり

美容室全体がそのような雰囲気であれば「転職」という選択以外に解決策はありませんが、上司や他の先輩のフォローが得られるなら相談してみるようにしましょう。根本的な問題の解決につながるとは限りませんが、できるだけ穏便に進めることが大切です。

仕事上の衝突

仕事上で衝突してしまった場合は自分の言動にも原因がないか振り返ってみましょう。自分の言動におかしな点がないと思っても、決して自分の考えが世の中の正論ではありません。人間関係を上手く進めるためには、そういう考えもあるんだと他人を受け入れることも大切です。

スキルアップの努力をする

お店で雇われていると収入を上げるのはなかなか難しく、40代になると独立するか経営者側に回る人も多くなります。そのためには、ひたすら練習して自分のスキルを上げていくほかに手段はありません。努力するうちに自分の得意分野もわかるようになり、自信や希望をもって仕事に取り組んでいけることでしょう。

お店を変える

今のお店に不満がある場合、他のお店に転職してしまうのが一番簡単な方法ですが、これも根本的な解決とは限らないのでケースバイケースと言えます。
一つの例ですが、肌荒れが原因で美容師を諦めようかと思っている人は、カット専門の美容室に転職する選択肢があります。美容師を諦めず済みますし、むしろ転職によってスキルアップできるかもしれません。美容室はいろいろなタイプがありますので、自分に働きやすい美容室も必ず見つかるはずです。

 

どうしても美容師を辞めたいとき

辞めたい理由を考える

なぜ辞めたいのかを明確にし、それに対する解決法が本当にないのかを検討してみましょう。それと同時にせっかく美容師になったのですから、どうして美容師になったのかもよく考えてみてください。

今後について検討する

感情的に美容師を辞めてしまうのではなく、この先のことを見すえて行動しなければいけません。美容師自体を辞めるのか? 美容師は続けるつもりで転職先を探していくのか? じっくり考えて実行に移さないと、辞めてから「やっぱり美容師がやりたい」と思い直しても手遅れになってしまうこともあります。

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まとめ

美容師は数ある職種のなかでも労働時間や給与の待遇が厳しい部類に入り、いろいろな事情で辞めたいと考えてしまう方が多い傾向にあります。もちろん自分の人生をどう決めるかは自由ですが、あまり感情的になってすぐ美容室を移ったり、美容師そのものに見切りをつけたりすると後悔する結果になるかもしれません。
せっかく国家資格を取得して美容師になったのですから、本当に辞めてしまう前にもう一度解決策がないか、自分自身としっかり向き合ってみるのも良いのではないでしょうか。

まずはお気軽にご相談ください。

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