サロンワークとは施術から接客、掃除、閉店作業まで一連の美容室業務を指します。これから人材確保がますます難しくなっていくと懸念される美容業界で、どのようにサロンワークを短縮・効率化すれば、お客様とスタッフの満足度を高められるのでしょうか。
そのためには、最新のシステムを導入することがおすすめです。美容室はただでさえ人が足りないと言われていて、繁忙期などお店が混みあっているときはちょっとした作業でも負担に感じられるものです。たとえば、予約の受付手段が電話しかないと業務中に作業の手を止めて電話応対しなければいけませんし、閉店した後もレジ処理などの作業に追われるなど、拘束時間が長くなりがちです。
そこに業務簡略化のためのシステムを導入すれば、働いているスタッフの気持ちにゆとりが生まれて、丁寧な接客や施術が可能になり、私生活でも充実した時間を過ごすことができるのではないでしょうか。今回はそうした理想を実現する、IT技術を活用したサロンワーク効率化の方法についてご紹介していきます。
サロンワークとは
サロンワークとは、美容室に関わるすべての業務を指します。経営まで含める場合もありますが、この記事ではお客様へ提供するカットやカラー、パーマなどの施術、そして接客や掃除、閉店後におこなわれる練習といった「1日の業務全般」のことをサロンワークとして扱います。
美容師は拘束時間が長く夜中までカットなどの練習をしているイメージがありますが、最近では経営者の意識が変わりつつあり、サロンワークの時短や効率化を図ろうという動きも出ています。たとえばIT化が進む時代の流れとともに通常業務を簡略化できたり、SNSを上手く利用して閉店後に残って練習しなくても、さまざまな技術を習得できるようになったりしています。
予約がない空いた時間を利用して何をするかも、サロンワークの時短につながります。店内の掃除、集客活動、SNSの更新、練習の時間に充てるなど、経営者の考え方次第で、ひと昔前の堅苦しいサロンワークを脱却し、より効率的なサロンワークへと変貌させることができるのです。
入社試験でサロンワークが課題になることも
サロンワークは入社試験の課題になることもあり、試験では実際に1日のあいだ美容室スタッフとして働きぶりをチェックされます。そこでは美容師の技術というより、個人の人間性や、社会人として最低限のマナー、適応能力、接客の仕方などがどれくらいできるかを見られることが多いです。
サロンワーク試験は、まず一緒に働くスタッフ全員と挨拶することから始まります。挨拶は社会人としての基本なので、できないとかなりマイナスの印象を持たれるかもしれません。そして言われたことには即座に対応して吸収できる適応能力や、周りの状況を常に把握できて適切な行動を取れるスキルがあるか、などを判断されます。
その中でも1番重視されるのは、笑顔で元気に働くことができる人材かどうかです。接客力に優れている人は、お客様からの評価が高く、お店の雰囲気が良くなり周りのスタッフに一緒に働きたいと思ってもらえます。入社試験にサロンワークがある場合は、事前に基本的なマナーを振り返り、鏡で自分の笑顔をチェックして謙虚な姿勢で受けるようにしましょう。
サロンワークの時短・効率化にはシステム活用がおすすめ
サロンワークの時短と効率化には、予約管理や顧客管理、会計などをシステム化するのがおすすめです。それにより今までおこなっていた業務が短縮されスタッフの負担軽減にもつながり、ミスを減らせます。時間に余裕が生まれたスタッフはプライベートを充実させたり、技術を向上する時間にあてたりと、個人として充実した生活を過ごしてもらうこともできるでしょう。特に予約をシステム化すると、顧客がスマホから簡単に予約でき、スマホ普及率が高い10代~40代のお客様が利用しやすくなります。
また顧客データをシステム化すれば、お客様それぞれの利用履歴や来店頻度、細かな情報などを瞬時に把握できてよりきめ細かいサービスがおこなえ、集客にも活かせます。さらに会計システムを導入すれば、今後主流となると予想されているキャッシュレス決済に対応した美容室として、お店の質を高めることができるのです。
予約管理システムを活用する
予約管理システムは、パソコンやスマホ、タブレットから簡単に予約できるシステムで、24時間いつでも予約や内容確認が可能です。電話応対が少なくなるためスタッフの業務を減らすことになり、営業時間外でも予約を受け付けられることで、常に集客できる体制を作り出せます。
お客様の側もわざわざ電話する手間がはぶけ、予約の日程や時間をいつでも確認できるため気軽に美容室に通えます。結果としてリピート率の向上にもつながるでしょう。また、スタッフが間違えて予定をダブルブッキングしてしまうという人為的ミスも無くすことができ、業務の効率化を図るために最適なシステムだといえます。
顧客管理システム導入でカルテも電子化
顧客管理システムでカルテを電子化すると、顧客情報や来店履歴、来店頻度などを瞬時に把握することができます。顧客管理アプリを利用すれば、ペーパレス化できるためカルテの場所を確保する必要もなく、情報を共有したり、メッセージを送って来店を促す宣伝もしたりできるため、業務の効率化になります。またお客様の情報をしっかり分析、管理することで、よりニーズに合わせた接客ができ、満足度やリピート率を高められるでしょう。
顧客管理アプリは、LINEと連動しているものや、予約システムも利用できるものなどさまざまなタイプがあります。自身のお店とお客様の利用しやすさを重視し、満足できるものを選ぶようにしましょう。
雑誌は電子化で効率的に
雑誌を電子化することもサロンワーク効率化につながり、利用するお客様にとっても充実した時間を過ごせるようになります。雑誌をお客様に提供するときは、お客様の年齢や生活スタイルから予想して雑誌を選んでいるかと思いますが、実際は「違う雑誌が読みたいな」と思っている場合も少なくありません。その点、電子書籍なら多くの雑誌の中から自分の好きな雑誌を選ぶことができます。今まで読んだことのないジャンルの雑誌も気軽に読めるなど、美容室で過ごす時間がより楽しくなること間違いなしでしょう。スタッフ側も雑誌を取り換えたり、ページの間に挟まった髪の毛を掃除したりしなくていいので、本来の業務に集中することができます。
電子書籍のおすすめは、「ビューン読み放題タブレット」です。1アカウント月額500円で雑誌だと約300誌、漫画だと約20,000冊が読み放題なので、紙の書籍を毎月購入するよりコストや手間を削減できる効果があります。
こうしたサービスを利用するには、タブレット端末とインターネット回線・Wi-Fi 設備を準備する必要がありますが、タブレットを貸し出してくれるプランもあるため、サロンワークの効率化のためにも取り入れたいところです。
会計はPOSレジ・キャッシュレスで
会計のシステム化にはタブレットPOSレジを導入して、サロンワークの効率化を図りましょう。タブレットPOSレジの最大のメリットは、タブレットにレジアプリをインストールするだけで使用できるため、導入コストが安いことです。コスト削減だけでなく会計や売り上げ管理、顧客管理もしっかりとでき、機能的に優れている点もタブレットPOSレジの特徴です。
さらに「予約管理」「顧客管理」や「売上管理」「座席(予約)管理」などの全てのシステムを連動して活用することで、さらに効率を上げられます。POSレジを導入して活用できれば、レジ締めなどの作業がなくなって多くの部分が簡略化されるでしょう。
まとめ
サロンワークの時短と効率化には、予約管理や顧客管理、会計をシステム化することが有効な手段だと言えるでしょう。さらに複数の機能を連動させると、タブレット1台でお店の状態をすべて把握することさえ可能になるため、より効率のいい経営ができるのではないでしょうか。
美容室業界は今後さらに人材の確保が難しくなり、世の中のAI化も進んでいくと予想されるため、業務をシステム化することは必然になってくるかもしれません。
IT技術を活用する他にも、普段のサロンワークを見直してみて、必要ないものは思い切ってやめてみる、便利なものはどんどん新たに取り入れていくなど柔軟な考えを持つことが経営者に求められます。お客様はもちろんスタッフにも気持ちよく過ごしてもらえるようなお店にするために、サロンワークの効率化に積極的に取り組んでいきましょう。


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