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【実話】美容師だった私の忘れられないエピソード~恐怖編~

美容師の恐怖を感じた実話エピソード

美容師をしていると、良くも悪くもさまざまな体験をします。今回は、忘れられない恐怖の体験エピソードについて、元美容師ライターまーるがご紹介します。

先輩の服にカラー剤が…

お店がとても忙しい日で、カラー塗布を急いでやらないとお店が回らないという場面でした。先輩と2人で塗布していたのですが、勢い余って先輩の白い服にカラー剤が散ってしまったのです。

先輩はすぐさまバックヤードに落としに行きましたが、その間生きた心地がしませんでした…。怒鳴られる覚悟で、塗り終わってすぐさま謝りに行くと、「白い生地だから漂白すれば大丈夫」とのこと。汚れは落ちたので許してもらえましたが、その先輩は服にこだわりがあることを知っていたので、もし漂白できないお気に入りの服だったらと思うとゾッとしました。

遠くから先輩の怒鳴り声

アシスタント時代、他店のお店にヘルプに行ったときのことです。ヘルプ先の先輩の1 人は怖いことで有名でしたので、内心ビクビクしながら出勤しました。そして、まさかのその怖い先輩のアシストをすることになったのです。

まだ入社してすぐの時なので、カリキュラムの関係上、すべての施術工程を把握しているわけではありませんでした。その日は人手が足らず、まだ工程のわからないパーマのお客様を担当することになったのです。そこで工程を間違いそうになった瞬間、遠くの席から先輩が大きい声で「違う! 別の薬使って!」と指摘されました。その先輩も別のお客様をカット中だったので、お客様もびっくりしている様子。私は大きな声で言われたのが怖く、終始ビクビクしながら仕事をしていました。

その先輩は売上も高く、仕事に集中すると周りが見えなくなるタイプの人でした。人柄をわかっていればまだよかったのですが、入社して間もないのと、慣れない他店のヘルプでの出来事だったので、怖くて印象に残っています。

 

お客様からのセクハラ電話

実際に勤めていた店舗での出来事です。数日にわたって、妙な電話が続きました。非通知設定で男性スタッフが電話に出た途端、電話が切られるというものです。

ある日、後輩の女の子がその非通知の電話に出ると、「こないだ、スカート履いてたよね。パンツが見えそうだったよ」と言われたそうです。後輩の女の子はとても怖がり、しばらく電話に出ないようにしていました。

結局、電話はもう来なくなりましたが、来店していたお客様の仕業だと思うととても怖かったです。

まとめ

怖い思い出はなかなか忘れられませんよね。ご覧の美容師のみなさまも、こういうこともあるんだなと参考にしていただければ幸いです。

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