美容室への電子書籍導入で大人気の「ビューン読み放題タブレット」。電子書籍読み放題サービスとレンタルタブレットを導入し、お客様との関係性構築にも成功したという店舗様の導入事例インタビューをお送りします。

今回は埼玉県さいたま市に3店舗を構える美容室「wave’s」代表取締役CEO 青木亮様にお話を伺いました。

多様化するお客様の好みに対応するためにタブレットは最適だった

――電子書籍タブレットを導入されたきっかけや背景について教えてください。
紙の雑誌は使っているうちに破れたり汚れたりして、劣化してしまうのが悩みの種でした。お客様に古くなったボロボロの雑誌は出せないですよね。その点、劣化しない電子書籍はとても魅力的に映りました。

今の時代、お客様の好みも多種多様化しているうえ、皆さんスマートフォンを使い慣れているので、電子化とタブレット導入はちょうど良いタイミングだったのかなと思います。

――ビューン読み放題タブレットを選ばれた理由・決め手は何でしたか？
雑誌そのものの管理に加えて、消毒・清掃も楽になることが決め手でした。雑誌の間にはさまった髪の毛の清掃はとても大変ですからね。その点、タブレットなら一度拭くだけで完了するのでオペレーションがだいぶ楽になりました。

コロナ禍ということもあって、衛生面を考えるとタブレットのほうが喜ばれますね。不安に感じられているお客様も多いので、店舗としてもコロナ対策には力を入れています。

タブレット動画が店舗のファン獲得につながる

――導入後の感想・効果について聞かせてください。
インターネット環境を整えるのが1つのハードルではありました。タブレットのスペックや、Wi-Fi電波の受信状況によってもインターネットの通信速度が変わりますからね。ルーターの設置場所やタブレットとの距離も考える必要があります。逆に言うとそこの環境さえ整えば快適に使えると思います。

実際に導入してみたところ、電子書籍で雑誌を楽しまれるお客様はファッション誌ばかりでなく、旅行系やグルメ系のカルチャー雑誌もよく見ていることがわかりました。美容室で出す雑誌はファッション誌がメインでなくちゃいけないという固定観念が、こちらにもあったのかもしれません。

若い方は電子書籍ばかりでなく、動画やYouTubeなども、自由に楽しんでもらっています。それもタブレットの大きなメリットだと思います。

――お店で実践しているタブレットの活用方法はありますか？
お客様が電子書籍を読んでいないときは、店舗オリジナルの動画やPVを流しています。この動画は制作会社に依頼して作ってもらったものなんです。
タブレットで流しているのは

• コロナ対策の紹介動画
• お店のPV
• 店販商品のプロモーション動画
• スタッフ紹介動画

などです。コロナ対策動画はお客様に安心感を与える効果もありますし、店販商品のPVは売上にもつながります。お店のことをより知ってもらえるので、お客様にファンになっていただく効果もありますね。

どれも非常に効果があるのですが、特に良かったのがスタッフ紹介動画ですね。動画をきっかけにお客様から声をかけていただくことが明らかに増えました。出身地が近かったりするとお客様と地元トークに花が咲くこともあり、お客様との絆はとても深まったと感じます。タブレットはコミュニケーションツールとしても使えますね。

動画であれば、タブレットを手に取らないお客様に向けて自動再生できるのも良いところです。昨今はコロナ禍でタブレットを手に持つことに抵抗感があるお客様もいらっしゃるのですが、そういう方にも動画は見ていただけます。デジタルサイネージ（ディスプレイ）のように活用しています。

お子様向けのアプリも使えますね。せっかく導入している以上はフルに有効活用するよう心がけています。

まとめ

タブレットをサイネージのように活用している店舗様。動画を流すことで店販商品の販売やコミュニケーションのきっかけにもなり、お客様との関係性を深めることにも成功したという事例でした。これまで紙の雑誌、特にファッション誌を楽しむイメージの強かった美容室ですが、昨今はそのイメージもだんだんと変化しつつあります。
美容室オーナーの皆さんはぜひ参考にしてくださいね！

美容室向けタブレット版電子書籍「ビューン読み放題タブレット」...