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美容師が考えるカリスマ美容師になるための条件

カリスマ美容師の条件とは?

長年美容師として働き、たくさんの美容師を近くで見てきたライター、takemanchiです。今回は私が思うカリスマ美容師になるための条件やカリスマ美容師の共通点を解説していきたいと思います。

そもそもカリスマ美容師とは?

そもそもカリスマ美容師とはどんな人のことを言うのでしょう。
明確な定義はありませんが、一般的には

  • 技術力やデザイン力が高い
  • 発信力がある
  • スター性がある
  • 業界への貢献度が高い

これらの要素が重視されるようです。

これを見て自分にはなれないと思って諦めてしまう人も多いと思います。かく言う私もその1人です。

しかし、こういったものは時代やタイミング、環境といった要素が大きく影響してくるので一概に比較はできません。もちろん競争を勝ち抜くための努力が必要であることは前提条件ですが、規模の大きさは違っても、あなたも誰かから見たらカリスマ美容師かもしれません。誰もが誰かにとってのカリスマ美容師になれる可能性を秘めているのです。

必ずカリスマ美容師になれるという方法はありませんが、カリスマ美容師になる人たちが必ずと言っていいほど持っている要素をこの記事では紹介したいと思います。若手美容師のみなさんに参考にしてもらえれば幸いです。

 

カリスマ美容師が持つ5つの要素

高い技術

美容師は技術を売る職業。技術力は当然に求められるものです。目の前のお客様に満足してもらえないようでは問題外。お客様をキレイにしてお役に立つからこそ、報酬として対価をいただき必要とされるのです。

さらに言えば、ここで言う技術とは独りよがりな技術では決してなく、常にお客様のための知識とスキルを高めることが大切です。お客様の期待に応えようと日々研究し、研鑽していけば自然と技術力は上がり、力がついていきます。お客様があなたを鍛えてくれるのです。

私が若い頃師匠に言われたのは、「難しいお客様の要望にこそ全力で応えていきなさい。それを嫌がっていたら力はつかない」という言葉でした。厳しく感じられましたが、それを守っていたら自然と力をつけることができました。私はお客様に育てていただいたと言っても過言ではありません。

プロ意識

私も経験がありますが、技術を学んでいる人間は自分の技術に納得がいっていないと、自分に対するハードル設定を下げることで、言い訳を作ってしまうことがあります。

最もよくあるのが価格設定を安くしてしまうことです。価格を安くすれば技術的に納得がいかなくても言い訳にはなります。確かに一時的に気は楽になるかもしれませんが、これは一種の甘えであり、これ以上の向上は見込めません。

必要なのは設定を高くしてそこに自分を持っていくという意識であり、高い料金をいただくことを前提にそれに見合う自分を作り上げるという意識です。甘えて価値を下げない勇気と努力、それこそがプロ意識です。

価格を数千円に設定してそれなりにやっているあなたと、10,000円に設定して必死に努力しているあなたは、1年後まったくの別人です。自分の価値を上げるプロ意識、これが大事です

丁寧さ

美容師はたまに医者やカウンセラーにたとえられることがあるくらい医療に近い仕事です。私は美容師を「髪の毛のお医者さん」と言ってもいいと思っています。本来、人の髪の毛を扱うということはそれくらいの意識が必要だということです。

医療の世界でとても重要視されているのが、「インフォームドコンセント」です。インフォームドコンセントとは、十分な情報や説明をもとに患者と医師が合意することで、私はこれが美容師の世界にも必要だと考えています。

施術内容をしっかり説明し、納得していただき、カルテをとり、次の来店に備える。お客様と一緒にこれらを進めていくということです。

たまに自分を特別なアーティストか何かと勘違いして、お客様の話もろくに聞かずに自分本位な作品を創っている人がいます。しかし、そんなことではお客様はつきません。あくまでも主役はお客様です。お客様の髪はあなたが主張するための作品では決してありません。そのお客様が一番魅力的に見えるヘアスタイルを提案することで、結果としてあなたへの信頼が高まるのです。

その丁寧な仕事の進め具合がお客様やスタッフに安心感を与え、皆で良いスタイルを作ることができるのです。そんな一緒に作った素敵なスタイルならば、自然と周囲の目を引くでしょう。お客様もSNSなどで発信してくれるかもしれません。注目や信頼はそうして勝ち取るものなのです。

まめさ

見落としがちですが、これがかなり大切です。一時的に頑張れる人はたくさんいますが、コツコツと継続してまめにできる人はなかなかいません。新規のお客様に丁寧に接したり、心のこもったDMを送るのはみなさん比較的できます。

ですが、いつも来てくださっている方に対してマンネリ化せずにいつも丁寧に接することができていますか? お礼のハガキは送っていますか? お誕生日にはお祝いのハガキを送っていますか? こうしたちょっとしたことの積み重ねがとても大切です。

美容師用のアプリを開発している方が言っていましたが、お客様が美容師を探すのは、飲食店を探すようなものではなく、むしろ恋人同士のマッチングに近いそうです。1人の相性の良い美容師さんを探すというのはそれだけ特別なことなのです。

いくらお客様が増えようともそうやって一人ひとりに向き合っていくこと。シンプルですが、とても難しく大変なことです。それをまめにコツコツ継続できる人が強いファンを作ることができます。あなたがお客様なら、そんな美容師がいたら自然と友達に紹介したくなりませんか?

後輩の育成

1人でできることには限界があります。サポートしてくれるアシスタントパートナーを育てられるかどうかも重要な一つの要素です。おすすめは、自分と違うタイプのアシスタントを右腕にすることです。

凸凹のような、タイプの違う人間であるからこそ常にコミュニケーションを密にとって相手を尊重し、進めていくことが重要になります。タイプの違う人間を近くに置くもう一つの利点は、あなた自身の視野や人としての器も大きくなることです。そうすることでまだ見ぬあなたのファンも自然と増えていくことでしょう。

カリスマ美容師になるには

カリスマ美容師になるためには、先に上げた要素のほかにタイミングや場所、環境などの不確定要素も重要です。これは個人の努力ではどうにもできない部分もあります。しかし、100%ではなくとも、可能性の高い環境に自分を置くことはできます。撮影やメディアに強い有名美容室に所属することや、有名店が集まる地域で開業するとカリスマ美容師になれる可能性は高くなります。

これをやれば絶対カリスマ美容師になれるという方法はありませんが、もしあなたがカリスマ美容師になったとしたら、それは可能性を最大限上げるためできうる限りのことをしたからでしょう。

カリスマ美容師と呼ばれる人たちは生まれ持った特別な力があって、努力しなくてもそうなれたと考えてしまうのは大きな間違いです。可能性を上げるための努力を積み重ねた人だけが、不確定要素を乗り越え、目標に到達することができるのです。

本当のカリスマとは

最後にカリスマ性についても考えてみましょう。以前、尊敬する恩師にこんな話を聞きました。
「本当のカリスマとは、その人のために皆が何かをしてあげたくなる存在」
その人の力になりたい、放っておけないと多くの人に思わせる存在。それこそが本当のカリスマなのです。

先頭に立ってみんなを率いていくカリスマもいれば、人が自然と集まってきて持ち上げられるカリスマもいます。どちらのタイプにも共通していることは自分の魅力を周りの人たちに伝えられているということだと思います

最後に

カリスマ美容師になるための条件を見てきましたが、いかがでしたでしょうか? さまざまな条件がありますが、我々ができることは日々成長して一つひとつ階段を上がっていくことだけです。たとえ有名にはなれなくても、誰かにとってはあなたもカリスマ美容師なのです。目の前の1人のお客様を大切にしましょう。

まずはお気軽にご相談ください。

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