美容師をしている人の中には、店長になりたいという方も多いのではないでしょうか。いざ店長になると、やるべきことも考え方も今までとは変えなければなりません。
今回は、美容室の店長になるためのマネジメントの能力の鍛え方についてご紹介します。

マネジメント能力とは

組織のリーダーになると、マネジメント能力が必須となります。マネジメント能力とは「管理する能力」のことで、顧客管理やスタッフの管理をしたり、運営したりする能力のことです。マネジメント能力が高ければ高いほど生産性が上がり、売上もアップする仕組みになっています。

マネジメント能力の鍛え方

マネジメント能力の鍛え方で有名なものに、「ディズニーストラテジー」というものが存在します。ウォルト・ディズニーが世界に愛される夢の国を実現できたのは、このためだと言われています。
ウォルト・ディズニーは、「3つのポジション」をバランスよく使うことで、問題発見・解決力、マネジメント能力を高めたと言われています。
順番に解説していきます。

ドリーマー(夢想家)
広い視点で、大きな夢を語ります。長期的な計画やわくわくするようなことを言うポジションです。まさに夢物語のような非現実なことでも発信することで、今までにない新発見をすることができます。
リアリスト(現実家)
夢や計画を達成するにあたり、現実的な意見を言うポジションです。「夢を実現するための具体的な戦略」を冷静に考え、行動します。
クリティック(批評家)
建設的な観点から批評し、分析するポジションです。計画の問題点やリスクを分析し、より計画達成への精度を高めます。
視野を広げ、問題解決能力を上げる。どれもマネジメントに必須な能力です。

コーチング力を高める

コーチング力とは、コミュニケーションスキルのこと。スタッフと信頼関係を築くために必須です。
相手の話す声の大きさや話すスピードに合わせて会話をしましょう。また、話を否定したり途中でさえぎったりせず、会話をきちんと受け止めることも大切です。
スタッフとのコミュニケーションが円滑になると、お店全体の一体感が生まれてきます。一人だけの力では店長は成立しません。周りのスタッフと信頼関係を築き、生産性を上げましょう。

まとめ

美容室店長になるためのマネジメント能力の鍛え方は以下の通りです。
- ディズニーストラテジーを意識する
- コーチング力を高める
ぜひ参考にしてみてください。
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