今回は、弊社と約7年間お取引きさせていただいている株式会社L.B.Gの統括マネージャー金賢基(キム ヒョンギ)様にお話を伺いました。金様は大人気のスタイリストで、東京で担当していたお客様で「金さんに担当してほしい!」と宇都宮の店舗までいらっしゃった方もいるそうです。本部と各店舗を行き来している金さん。2つの目線から見たご意見をいただきました。
安心安全な店づくりを目指して
――L.B.G様はLa Bonheur(ラボヌール) ブランドでお店が11店舗ありますが、コンセプトを教えてください。
「ナチュラル・オーガニック」がコンセプトです。安心安全な薬剤でお客様に施術していただきたいという思いがあります。また、年代・性別問わずご来店いただいたすべてのお客様に、きれいに、カッコよくなってお帰りいただくことをモットーにしています。
――フロントに置いてあるオリジナル商品もそういったこだわりがあるのでしょうか?
そうですね。ナチュラル・オーガニックがコンセプトなので、原料にこだわっています。正直に言ってしまうと販売価格の半分ぐらいを原価が占めています。売ってもそこまで利益は出ませんが、お客様に髪と地肌に優しいものを使っていただきたいのと、施術したスタイルを長持ちできるようにと考え作っています。
――コロナ禍での店舗運営は、どのように対応されていますか?
コロナ禍では、使い回すものはできるだけ避けたいという思いはありました。そのため、雑誌のご提供をするときは、お客様に手袋をつけていただいていました。しかし手袋だとページがめくりにくいですし、時期によっては蒸れてしまいます。なかには手袋をつけてまで雑誌は読まない、という方もいらっしゃいました。
電子書籍読み放題サービスに、法人版と個人版があることを初めて認識
――ちょうどその頃電子書籍タブレットの導入を考えていらっしゃいましたよね。他社様との比較もされていましたか?
他社も含め比較検討しました。個人版の電子書籍読み放題サービスも見てみたのですが、店舗利用するには規約違反でグレーゾーンなんだというのも、調べてみてわかりました。最終的に法人利用できて、1アカウントから契約できる「ビューン読み放題タブレット」の導入を決めました。
――おっしゃる通り、電子書籍読み放題サービスには個人版と法人版があるのですが、まだ認識が広まっていないですよね。
そうですね。でも、個人版を選択してまで導入したいとは思わなかったです。また春うららかな書房さんの場合、タブレットのレンタルがあるのもいいなと思いました。購入となるとコストがかかってしまいます。春うららかな書房さんのサービスが1番シンプルでわかりやすかったですね。
――タブレット導入にあたり不安な点はありましたか?
紙の雑誌と電子書籍タブレットの利用が重なっている時期があり、お客様にタブレットが良いか紙の雑誌が良いかをお聞きしていました。その際、紙の雑誌を選ばれる方が一定数いらっしゃったので、「このままタブレットに切り替えても大丈夫かな」という不安も少しありました。あとはWi-Fi環境により左右されるところがあるのかという点も心配でした。
周囲の目を気にせず好きなコンテンツを見られると好評
――導入後のお客様の反応はいかがでしたか?
拡大ができるのがいいという声を聞きます。紙の雑誌の場合、雑誌を顔に近づけて読むのが恥ずかしい、何の雑誌を見ているか周囲にわかってしまうのが恥ずかしい、というお客様もいらっしゃいます。タブレットだと気にせずスマートに見られる点がいいようですね。
また、読めるタイトル数が多いのでお客様の満足度も上がったと思います。なかには「デジタルカメラで撮ったものは、印刷したものよりもそのままデジタルで見たほうがキレイだわ!」と仰っている通なお客様もいらっしゃいました。
それに意外とマンガを読んでいるお客様がたくさんいらっしゃるんです。しかも女性のお客様に多いんですよ。
――現場のスタッフ様・本部様のご意見はいかがでしたか?
現場のオペレーションの負担は少なくなりました。若いスタッフは雑誌をあまり読んだことがない人もいます。そのため、△△という雑誌は〇〇年代の方が読む雑誌で…と一から教えなければいけない、という一手間もなくなります。
あとは、忙しいときだとお客様に合った雑誌をあるものの中から選んでお出しして、また片付ける…のが意外と大変です。こういった動きがなくなったのも良かったです。
本部目線では、コスパが良いと思います。やはり10セット面ぐらいある店舗だとかなりの雑誌を毎月購入していたので。
――電子書籍タブレット導入後に困ったことはありましたか?
スマホと同じでちょっとしたフリーズがたまにあったりします。ですが、機械なので仕方ないな、とこういった部分は理解しています。
(→不具合時には、春うららかな書房のコールセンターや営業担当がすぐに対応いたします!)
――最後に、店舗運営で大切にされていることを教えてください。
スタッフ個人もそうですが、お店を好きなって来てもらえる、お店に戻ってもらえるよう、「全員」でおもてなしすることを心がけています。お客様の満足度を第一に運営しています。
La Bonheur(ラボヌール) ブランドで東京都・埼玉・愛知・北海道で全11店舗展開中です。
導入数:11店舗で49アカウント。Lenovoのレンタルタブレットも利用中。
本社所在地:東京都渋谷区代々木1丁目30番7号ヤマノ24ビル2階
URL:https://la-bonheur.com/