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集客事例紹介

学び高め合う精神と人とのつながりが、美容師としての“強み”をさらに強くする【株式会社髪屋様】後編

29年サロン「株式会社髪屋」の人材育成方法

美容室へ電子書籍・レンタルタブレットをご導入いただいた株式会社髪屋。今回は同社代表、山崎伸一様に美容室経営で大切にされているこだわりや、美容師としての在り方・成長論について、お話を伺いました。

前編はこちら

半学半教の精神が、美容師を大きく成長させる

――まず初めに、山崎さんが思う最近の美容室業界について、お話をお聞かせいただけますでしょうか。

昨今、フリーランスの美容師が増えているじゃないですか。美容師は昔から拘束時間が長く、給料も少なめだったことからブラックな業界といわれてきました。フリーランスになることで、自分の力で稼いで自分に都合のいい時間で働くことができるようになります。今までにない働き方の選択ができるようになったことは良いことだと思うんですよ。

ただ、同時に表面的なところに目を向けすぎて本質を失ってしまっている方も増えているような気がしています。フリーランスになることで、額面上の給料は確かに良くなるかもしれません。働く時間も自由に決められるので楽になるかもしれない。

しかし、その中には会社に属することで得られる保障や教育面でのサポートは含まれていないんですよね。将来に対する備えも自分の技術を高めていく機会も、すべて自分で用意しないといけません。そのあたりをしっかり理解したうえで、フリーランス美容師の道を選んでほしいなと思いますね。

また、私の中で「半学半教」という言葉をすごく大事にしています。これは福沢諭吉の言葉で、“教える側と学ぶ側が別々にあるのではなく、お互いに教え合い、 学び合い、そして啓発し合うことで深く学び、お互いを高めていく”という意味です。

1つのチームに属して仕事をしていく中で、後輩・先輩の関係ができますよね。その中で、後輩は先輩から技術や仕事に対する考え方を教わり、先輩は教える過程で伝える技術や新たな発見を得ることができます。

このようにして人間は日々成長していくと私は考えているんですよ。フリーランスだとそういった環境をなかなか構築できないじゃないですか。ですから、美容師はどこかの会社に属して仕事をすることで、大きく成長できると私は思っていますね。

美容師の仕事は、お客様の気持ちを汲み取り、理想を実現させること

――山崎さんは社交的で交友関係が広いと思いますが、そのような関係性を生むために意識されていることは何でしょうか。

コミュニケーション能力は、美容師を続けていることで身に付いたと思います。美容師は仕事を通して、多くの方からいろいろなお話をお聞きします。これはスタッフにもよく言うことなのですが、髪型を決める際にお客様が最初に発してくれた言葉が、一番やってほしいこと、あるいは一番やってほしくないことなんだと思うんですよ。

たとえば、とあるお客様がご来店して席に座られました。そのお客様がぽつりと「この間、すごい前髪を短くされちゃって…」と仰ったとします。これを聞いた時点で、絶対に今日は短めの前髪の提案をしたらだめじゃないですか。あるいは、「ペールトーンの明るい感じで、夏らしくしたいです」とお聞きしたのに、暗くなってしまったらもう次の来店はないですよね。

そういうお客様のちょっとした言葉やオーダーをすべて正しく受け取って、最高に満足して帰ってもらうのが美容師の仕事なんですよ。もっと言うなら、お客様の言葉をそのままその通りに叶えるだけでなく、そこに+αのご提案ができれば完璧ですね。

最高の仕上がりにして楽しい時間を過ごしてもらって次のシーズンのご提案もして、それでようやく「また来てみよう」と思ってくれるんです。これは美容師に限らないことで、楽しい時間を過ごせてそこに驚きや感動があったら、この人とまた会いたいってなるじゃないですか。いろんな人とつながっているのも、そういう考え方が日々の生活や人との交流の中に染み込んでいるからかもしれませんね。

従業員と「夢の共有」をすることで、良い美容室を作り上げる

――ありがとうございます! すごく勉強になりました。最後に山崎さんの店舗経営のこだわりを教えていただけますでしょうか。

こだわりというか、ずっとそうしてきていることについてお話ししますね。今現在、営業29年目ですが、15年前から新卒採用しかしていません。新卒は育てていく苦労もありますし、途中で辞めてしまう子もいたりして、新卒採用のみにこだわっていくということは決して簡単なことではありません。

あえて実力のある中途者の採用はせずに新卒採用にこだわる一番の理由は、「夢の共有」ができるというところにあります。どうしても途中から入ってきた方は、自分の実力でやってきた自信もあり、独自の価値観やスタイルのような「色」を出してしまう方が多いです。それ自体は決して悪いことではないのですが、チームとして意志を統率するため、「夢の共有」をするためには初めからうちで働いてもらうことが重要なんです。

毎年、年度会議を2回開催しておりますが、そこでは各人の想いを聞くのと同時に私の想いも伝えています。そういう場を作ることで、「夢の共有」ができて道に迷う人がいなくなるんですよね。みんなそれぞれが1つのゴールに向かって進むことができる。そしてそのように理念が統一されることが、安定したお店経営やお客様への安心感、より良いお店への成長につながると信じています。

それに、実は新卒の子には、固定のお客様がつきやすかったりするんですよ。初めは顧客対応もままならないですが、成長過程をお客様も見てくださっているので、スタイリストになってからも応援してくれるんです。その様子を見ていると、お客様のあたたかさを感じますね。

大変なことも確かにありますが、新卒で入ってうちを好きで働いてくれて、楽しんでくれている子たちが続けてくれることで、本当に良かった、助かった、と思えることがたくさんあります。

まとめ

2回にわたってご紹介してきました株式会社髪屋のご代表、山崎伸一様のインタビューはいかがだったでしょうか。

お客様やスタッフだけでなく、多くの人とのつながりを大切にされている山崎様の「想い」。今回ご導入いただいた電子書籍も「目的」ではなく、お客様がサロンでの時間を楽しんでいただくための「手段」と考えると、美容室でできることも無限に広がっていくはずです。

電子書籍導入インタビューはこちら

株式会社髪屋

「e.ll」というブランドで愛知、岐阜エリアで3店舗展開中。

導入数:1店舗で4アカウント。2店舗はビューン読み放題スポットを導入。
e.ll collection:愛知県名古屋市中村区名駅4-5-28 桜通豊田ビルB1F
e.ll fresco:岐阜県多治見市音羽町2-207
e.ll grande:岐阜県多治見市太平町6-62-1
URL:http://ell1967.jp/

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