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美容室の開業前に準備しよう! 売上管理と顧客管理ってどうする?

開業前に準備したい美容室のデータ管理

美容室を開業するにあたり、売上管理と顧客管理は大切です。売上の数字がわからないと、お金の管理も雑になりやすく、資金繰りが困難となります。顧客管理も、どの年代、性別、来店理由のお客様が多いかしっかり押さえておかないと、リピーター確保につながりません。その場その場で乗り切ってしまうと、経営が傾いたときに、改善のポイントもわかりにくいと言えます。美容室を継続して運営していくためには、売上管理と顧客管理は切り離せないものです。

しかし、売上管理、顧客管理はどちらも数字を扱うため、計算が苦手な方はミスが出やすいです。経営をサポートするソフトやサービスを有効活用することをおすすめします。紙で管理する場合、誰でも見られる場所に置くことにもなるため、覗かれたり無くしたりするリスクがあります。データ管理にすれば、記入がしやすく、業務にかける時間も大幅に短縮しやすいです。自分に合う方法で、美容室の開業準備を行ってください。

今回の記事では、美容室の売上管理と顧客管理についてご紹介します。ぜひ、美容室の開業を考えている方は参考にしてみてください。

売上管理とは?

美容室の経営をする上で売上管理は欠かせません。日々の売上を記載するデータとなるため、経営をサポートするのに役立ちます。主にヘアカット、ヘアカラー、美容アイテムの物販などを含めた1日の売上を記載していきます。

売上管理は閉店時、レジ締めを行い、現金と売上に差額がないか確認する上でも重要です。明らかな違算金がある場合は、見落としを見つけるための資料になります。また、あってはならないことですが、従業員がレジ金を不正に横領している場合もありえます。売上管理を厳密に行っていることを示せば、不正抑止にもなります。

数ヶ月後の売上を予測する上でも売上管理は重要です。過去の詳細なデータをもとにすることで精度の高い予測を立てることが可能です。利用するお客様は、現金、クレジットカード、どちらで支払いをすることが多いか確認することもできます。経営が順調かどうかも、売上情報を見て判断します。

売上管理をまったくしていない店舗はほとんどないと思いますが、曖昧な状態のまま進めている店舗は意外と多いかもしれません。POSレジを導入しているなら備え付けの機能や売上管理システムを有効活用して、美容室の経営状況を的確に見通せるようにしておきましょう。システムによる管理に加え、簡単でもいいのでエクセルで売上管理帳を作成しておくとさらに良いでしょう。

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売上管理をすることのメリット

売上管理をすると、経営状況を安定させることができます。1日の売上やデータが的確にわかるため、今後の対応の見通しもつきやすいです。ヘアカットとヘアカラーをあわせて注文するお客様が多いか、物販の売れ行きが良いかについてもすぐにわかります。土日以外に売上が向上している日も、的確にチェックできます。

売上が低迷しているときは売上管理のデータを振り返ることで、どこがボトルネックになっているのかを客観的にチェックできます。売上が良い月と比べてみて、数字が減った項目もわかりやすいです。売上管理を通して、目標売上、どのくらいのお客様を1日で対応するとよいかという目安もわかります。

経営が困難な状態の時でも冷静に対処できるメリットがあります。オーナー自身が不安になると、従業員にも伝染しやすく、技術面でも能力が落ちるなど悪循環を生みやすいです。美容室の雰囲気を良好な状態に保つためにも、売上管理は必要不可欠な存在です。

また、良い流れに乗っているときは、今以上に売上を向上させる術もわかります。客入りが良い時間帯に合わせて、従業員のシフトを確保しながら、無理なく休みも作れます。売上管理をすることで、景気が良い時ほどさらに売上アップを目指しやすいです。

顧客管理とは?

顧客管理は、お客様の特徴、サロン来店理由を記載していくデータです。一度来たお客様も何カ月も来店しないと、その人の印象も薄れます。接客のレベルを向上させる上でも、顧客管理は欠かせません。

顧客管理をチェックすると、お客様の年齢層、職業、話した内容がわかります。前回のカット内容で満足いただけたか、イベントに行くと口にしていた場合、楽しかったか質問してみるなどの対応ができます。お客様自身も、一度話した内容を忘れられたり、何度も聞かれたりするとストレスを覚えやすいです。一人ひとりに合った心地の良い接客をすることで「また来ようかな」といった気持ちを抱いてもらえます。お客様と関係性が築ければ美容師の方と会話をしたいがために、短期間で何度も通ってくれることも考えられるでしょう。

顧客管理は、美容室の全員で共有していきます。第三者から見てわかりやすい内容で顧客データを登録する必要があります。「面白い話ができた」などの抽象的なデータは周りの人に伝わりにくいです。「女性 20代 接客業 趣味はバドミントンと読書 姉と弟がいる 前回はカットとカラーをした」など、具体的に記載することが大切と言えます。顧客管理が必要な理由は、お客様の特徴をつかんで売上アップにつなげるためです。

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顧客管理をすることによるメリット

顧客管理をすることで、美容室経営を成功に導くことができます。美容室はカットの能力以上に接客の良し悪しで売上が左右されやすいです。データとして管理しておくと、一人ひとりの印象を強く覚える必要もないため、気持ちが楽にいられます。

また、前回のデータを踏まえておすすめメニューや次回来店日も伝えやすいですね。前回はカットのみの場合「今回、カラーはどうですか」と、さりげなくすすめていけます。お客様と関係性を築き距離を縮めることで、友達や家族にお店を宣伝してもらうこともできます。また、お客様の誕生日を把握しておくと、相手の好みに合うバースデーカードも送りやすいです。

顧客管理データが蓄積していけば、どの年代、性別、職業の方がお店に訪れているのかもデータとしてわかりやすいです。自店舗のターゲットと乖離がないか、反対に新規開拓すべきターゲット層はどこかも把握することが可能になります。顧客管理データを活用すれば、利用者層を把握しつつ、売上アップにつなげる対策も取りやすいです。

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まとめ

美容室を開業する上で、売上管理と顧客管理はしっかり押さえておくことが大切です。売上管理は、経営の状況を数字で把握することができます。顧客管理は、来店したお客様の情報をもとに、心地よい接客に活かすことができます。売上管理、顧客管理は電子システムで管理する方法がおすすめです。

売上管理、顧客管理に適した専用のアプリやクラウドシステムを利用すると、情報を簡単にまとめやすいです。それに加えてデータのバックアップや分析用としてExcelなどでもデータを管理するようにしておきましょう。自店舗に合う方法で売上管理と顧客管理をしてみてください。

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