関西を中心に50店舗以上を展開する美容室「hairs BERRY(ヘアーズベリー)」。どの店舗も少人数制で地域密着型のサロンです。今回は、大阪のhairs BERRY豊津店および庄内店のFCオーナー、内海壮一様にお話を伺いました。内海オーナーは、2021年10月から美容室向け電子書籍読み放題サービス 「ビューン読み放題タブレット」 をご導入されています。
リーズナブルな価格帯で、老若男女問わず人気に
――hairs BERRYのコンセプトを教えてください。
hairs BERRYは、お手頃な価格でいつでもキレイになれるサロンです。カットやカラーなど、ひとつひとつのメニューがリーズナブルな価格帯なので、月に2回通っていただいて、ひと月ずっとキレイを叶えられます。リーズナブルさだけでなく、早さ・技術も持ち合わせているので、老若男女問わず幅広いお客様に来ていただけます。また、気兼ねなく過ごせる、あったかいサロンにしたいなという想いをhairs BERRYは持っています。
――リーズナブルな価格ということなので、若いお客様が多いのかと思いました。
確かに豊津店は近くに大学があるので学生のお客様も多いですが、地元の主婦層も通ってくださっています。庄内店は若いママ層もたくさん来られますが、サラリーマンを中心に男性のお客様も多いです。早さも売りなので、社長さんなどスピード重視の男性客からも支持をいただいています。男性のお客様が半分~6割を占め、比率的に高い方ですね。
黙カットが広がる今、電子書籍タブレットはマッチ
――スピード重視なお客様が多いということですが、電子書籍を読んでいただく余裕がないですね(汗)。
そういう意味では、もともと雑誌に手を伸ばす時間は少ないかもしれません。ただ女性のお客様のカラーの注文も決して少なくはないので、そういう方たちが雑誌を見てゆっくり過ごされるのに電子書籍は必要になります。
また最近は「黙カット」といって、コロナ禍も相まってなのでしょうが、そもそも「美容室でスタッフに話しかけられるのが苦手」というお客様が全体の60%ぐらいはいらっしゃるらしいです。ホットペッパーの中でも美容室によっては「静かにすごしたい」というクーポンを追加できたり、「接客のご要望」欄から「なるべく静かに過ごしたい」を選択できたりしますよね。そういうふうに黙カットが定着する中で、ご自身のスマホをいじったり、タブレットで電子書籍を読んだりするスタイルがお客様の嗜好に合っているのだと思います。
「雑誌は消毒しないの?」というお客様の声を受けて
――hairs BERRY庄内店と豊津店で 「ビューン読み放題タブレット」をご導入いただいていますが、ご導入に至った経緯を教えてください。
導入以前は、庄内店では書店からの配達で雑誌をたくさん買っていました。一方、豊津店ではあまり置いていませんでした。導入するタイミングよりも少し前に春うららかな書房さんの営業の方が来られて、「こんなんあるんや~」と興味を持ちました。hairs BERRYの他の店舗でも導入されたという話も聞いていました。
また、クリニックに行ったときに感染症予防の影響で雑誌が置いていないのを見て、「感染症対策に紙も撤去か!」と驚きました。さらにある時、お客様がお席を立たれたあと次亜塩素酸で消毒をしていると、お客様から「雑誌は消毒しないの?」と言われて「どうやって消毒すれば…?」と戸惑いました。それだったら除菌シートでサッと拭くだけで済むタブレットが良いかなと。これらの経験から電子書籍にしようという考えに至りました。
――導入効果としてはいかがでしょうか?
やはりコスト面での効果が大きいですよね。庄内店では2万円ちょっと雑誌を買っていたので、それよりもかなり安く済むようになりました。たとえば同じ年代の女性ファッション誌を並べてもテイストが違うので、「どれ出したら良いんやろ?」となってしまいますが、電子書籍なら網羅してくれているのでありがたいです。家庭画報1冊の費用でタブレット1台レンタルできますよね。
紙の良さはわかっているし、自分で本を読むときは紙の方がいいなって思うのですが、さまざまなお客様に提供するサービスとしては電子書籍の方が適しているなと思います。髪の毛が雑誌の間に入り込んで…っていうのもありませんしね。
導入数:あわせて6アカウント。Lenovoのレンタルタブレットも利用中。
<hairs BERRY豊津店>
住所:大阪府吹田市垂水町1-8-3 1F
URL:http://hairs-berry.com/salon/toyotsu/
<hairs BERRY庄内店>
住所:大阪府豊中市庄内西町2-22-38 三貴ビル1F
URL:http://hairs-berry.com/salon/shonai/